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電気自動車を検討すると、最初に気になるのが『1回の充電で何キロ走るの?』ですよね。カタログの数字だけでは、本当に足りるのか分かりにくいものです。
結論から言うと、ベンツEQの航続距離はWLTCモードでEQA 250+が591km、EQB 250+が557km、EQS 450+が759kmです。冬や高速ではこの6〜8割を目安と言われるので、EQAなら355〜473km前後と見ておくと安心です。
モデル別の数字と、遠出で困らない考え方を順番に見ていきましょう。
ベンツEQの航続距離はモデル別に何km?
WLTCモードの一充電走行距離は、いちばん短いAMG EQE 53 4MATIC+ SUVで474km、いちばん長いEQS 450+で759kmです。EQAとEQBの250+は550〜590km台に並んでいます。
まずは、2026年10月時点の現行モデルの数字を全部並べてみます。数字はメルセデス・ベンツ日本の公式情報と大手自動車メディアの値です。
| モデル/グレード | 航続距離(WLTC) | 電池容量 | 駆動 |
|---|---|---|---|
| EQA 250+ | 591km | 70.5kWh | 前輪駆動 |
| EQB 250+ | 557km | 70.5kWh | 前輪駆動 |
| EQB 350 4MATIC | 490km | 70.5kWh | 四輪駆動 |
| EQE 350 4MATIC SUV | 542km | 90kWh | 四輪駆動 |
| AMG EQE 53 4MATIC+ SUV | 474km | 90kWh | 四輪駆動 |
| EQS 450+ | 759km | 118kWh | 後輪駆動 |
| AMG EQS 53 4MATIC+ | 659km | 118kWh | 四輪駆動 |
| EQS 450 4MATIC SUV | 692km | 118kWh | 四輪駆動 |
| マイバッハ EQS 680 SUV | 640km | 118kWh | 四輪駆動 |
同じ電池でも、車が重かったり、出力が大きかったり、四輪駆動だったりすると航続距離は短くなります。EQBの250+と350 4MATICで67kmの差があるのは、このためです。
『電池が大きいほど長く走る』と思いがちですが、実はそれだけではないんです。EQS 450+が長く走れるのは、電池の大きさに加えて、空気抵抗の少ないセダンの形も効いています。
ベンツEQAの航続距離は何キロ走る?
『ベンツEQAって実際何キロ走るの?』という声はよく聞きます。EQA 250+の航続距離は、WLTCモードで591kmです。
ここで知っておきたいのが、2024年4月の改良です。電池が約6%大きい70.5kWhになり、グレード名も「EQA 250」から「EQA 250+」に変わりました。
改良前のEQA 250は電池が小さく、航続距離もそのぶん短めです。中古で探す方は、どちらの年式かを車検証やカタログで確かめておきましょう。
| 項目 | EQA 250+(現行) |
|---|---|
| 航続距離(WLTC) | 591km |
| 電池容量 | 70.5kWh |
| 最高出力 | 140kW(190PS) |
| 車両重量 | 1,980kg |
| 価格(2026年10月時点・税込) | 7,770,000円 |
591kmという数字は、ガソリン車の満タンで走る距離に近い感覚ですよね。ただ、電気自動車は条件で数字が動きやすいので、次の章の「実際の目安」もあわせて見てください。
EQAそのものが買いかどうかは、ベンツEQA 250+は買いかでまとめています。
ベンツEQBは250+と350 4MATICのどちらを選ぶ?
ベンツEQBの航続距離は、250+が557km、350 4MATICが490kmです。差は67kmで、価格は2026年10月時点で250+が8,150,000円、350 4MATICが8,990,000円です。
『四輪駆動のほうが安心だけど、航続距離が短いのは気になる…』と迷う方も多いはずです。雪道や坂道をよく走るなら350 4MATIC、街乗りと高速が中心なら250+と考えると選びやすくなります。
| 項目 | EQB 250+ | EQB 350 4MATIC |
|---|---|---|
| 航続距離(WLTC) | 557km | 490km |
| 最高出力 | 140kW | 215kW |
| 車両重量 | 2,100kg | 2,170kg |
| 価格(2026年10月時点・税込) | 8,150,000円 | 8,990,000円 |
7人乗りで人数が多い日は、そのぶん車が重くなって電気の減りも早くなります。家族全員で遠出する日は、少し早めに充電しておきましょう。
冬・高速では何km走る?実際の目安
カタログの数字どおりに走るかというと、そうはいかない場面もあります。特に冬と高速道路です。
冬は電池が冷えて力を出しにくくなるうえ、暖房にも電気を使います。高速道路は速度が高いぶん空気抵抗が増えて、電気の減りが早くなるんです。
よく言われる目安は「カタログ値の6〜8割」です。割合は気温や走り方で変わるので、断定はできません。
それでも、計算しておくと安心感が違いますよね。
「冬の帰省、途中で充電いるかな?」
「6割で見ておけば、どこで入れるか決めやすいよ」
| モデル/グレード | WLTC | 6割の目安 | 8割の目安 |
|---|---|---|---|
| EQA 250+ | 591km | 約355km | 約473km |
| EQB 250+ | 557km | 約334km | 約446km |
| EQB 350 4MATIC | 490km | 約294km | 約392km |
| EQE 350 4MATIC SUV | 542km | 約325km | 約434km |
| AMG EQE 53 4MATIC+ SUV | 474km | 約284km | 約379km |
| EQS 450+ | 759km | 約455km | 約607km |
| AMG EQS 53 4MATIC+ | 659km | 約395km | 約527km |
| EQS 450 4MATIC SUV | 692km | 約415km | 約554km |
| マイバッハ EQS 680 SUV | 640km | 約384km | 約512km |
6割・8割の列は、WLTC値に割合を掛けただけの計算です。実際の数字は、気温、速度、乗る人数、エアコンの使い方で上下します。

「100%まで充電して0%まで使い切る」前提で計算すると、遠出で焦ることになります。実際は残り10〜20%くらいで充電する人が多いので、使える距離はさらに短めに見ておきましょう。
寒い季節に航続距離を減らさないコツ
『冬になったら急に走らなくなった』と感じる方も多いはずです。ただ、ちょっとした使い方で減り方は変わります。
- 出発前に充電器につないだまま車内を温めておく(タイマー設定が使える場合)
- 車内全体を温めるより、シートヒーターやハンドルヒーターを中心に使う
- 高速道路では速度を少し控えめにする
- タイヤの空気圧を定期的に見る
- 屋根のある駐車場や屋内に停められる時は、そちらを使う
例えばこんな場面です。朝の通勤前に、充電ケーブルをつないだまま暖房を予約しておきます。
そうすると、走り始めてから電池で暖める分が減ります。
装備の名前や設定のやり方はモデルによって違います。取扱説明書やMBUXの画面で確かめてみてください。
タイヤの空気圧の目安はベンツEQのタイヤ・ホイールサイズと空気圧で見ています。
電池が古くなると航続距離は減る?
実は、電気自動車の電池は長く使うと少しずつ容量が減っていくと言われます。そうすると、満充電で走れる距離も新車の時より短くなります。
どれくらい減るかは、年数や走行距離、急速充電の回数などで変わるので、決まった数字は言えません。中古で買う時は、販売店で電池の状態を確かめてもらえるか聞いてみてください。
販売を終えたEQCやEQE(セダン)を中古で考えている方も同じです。
航続距離は年式とグレードで違うので、車検証とカタログで確かめておきましょう。電池の劣化と保証はベンツEQの駆動用バッテリー容量・劣化・交換費用で詳しく見ています。
遠出の時は何キロごとに充電すればいい?
ここが大事なところです。航続距離の不安は、数字よりも「どこで充電するか」を決めておくことで減らせます。
考え方はシンプルです。冬や高速の目安で走れる距離から、余裕分を引いておきます。
- 目的地までの距離を調べる
- 自分のモデルの「6割の目安」を走れる距離として見る
- そこから2割ほど余裕を引いた地点の急速充電器を探しておく
- 予備の充電スポットをもう1か所決めておく
- 出発前に自宅で満充電に近い状態にしておく
例えばEQA 250+で、片道200kmの場所に行くとします。6割の目安の約355kmなら、片道は充電なしで届く計算です。
帰りは途中で1回充電するか、目的地で充電する前提にしておくと気が楽になります。

家族との会話ではこうなることが多いはずです。
「途中で充電するの、面倒じゃない?」
「休憩のついでに30分くらい入れれば大丈夫だよ」
急速充電の時間や、自宅での充電のやり方はベンツEQの充電方法と充電時間でまとめています。
航続距離で選ぶならどのモデル?
『結局どれを選べば困らないの?』と迷いますよね。航続距離だけで見ると、EQS 450+がいちばん長く走ります。
ただ、価格も大きく違います。2026年10月時点の価格と並べるとこうなります。
| モデル/グレード | 航続距離(WLTC) | 価格(2026年10月時点・税込) |
|---|---|---|
| EQA 250+ | 591km | 7,770,000円 |
| EQB 250+ | 557km | 8,150,000円 |
| EQB 350 4MATIC | 490km | 8,990,000円 |
| EQE 350 4MATIC SUV | 542km | 13,110,000円 |
| EQS 450+ | 759km | 15,500,000円 |
| EQS 450 4MATIC SUV | 692km | 16,610,000円 |
価格はメルセデスが年1〜2回改定するので、最新は公式サイトや販売店で確かめてください。
- 遠出で充電の回数が減る
- 冬でも余裕を持って走れる
- 価格が大きく上がる
- 電池が大きいぶん、満充電までの時間も長くなる
実は、毎日の走行が50km以下で自宅充電ができるなら、EQAやEQBでも困る場面は多くありません。遠出が月に何回あるかで考えてみてください。
航続距離と電気代の関係はベンツEQの電費と電気代、維持費全体はベンツEQの維持費は年間いくら?で詳しく見ています。安く買う順番はベンツEQの値引き相場と限界額が参考になります。

よくある質問
ベンツEQAは1回の充電で何キロ走りますか?
現行のEQA 250+はWLTCモードで591kmです。冬や高速ではこの6〜8割が目安と言われるので、約355〜473kmと見ておくと安心です。
ベンツEQBの航続距離はどれくらいですか?
WLTCモードでEQB 250+が557km、EQB 350 4MATICが490kmです。四輪駆動の350は出力が大きく重いぶん短くなります。
いちばん航続距離が長いベンツEQはどれですか?
2026年10月時点の現行モデルでは、EQS 450+のWLTC 759kmがいちばん長い数字です。
改良前のEQA 250と今のEQA 250+では航続距離が違いますか?
2024年4月の改良で電池が約6%大きくなり、航続距離も延びています。中古で選ぶ時は年式とグレード名を確かめてください。
冬はどれくらい航続距離が減りますか?
気温や走り方で変わるため断定はできません。よく言われる目安はカタログ値の6〜8割です。
まとめ
- WLTC航続距離はEQA 250+が591km、EQB 250+が557km、EQS 450+が759km
- 同じ電池でも四輪駆動や高出力のモデルは短くなる
- 冬・高速はカタログ値の6〜8割が目安と言われる
- 遠出は「6割の目安から2割引いた地点」で充電を考えると安心
- 毎日の距離が短く自宅で充電できるなら、EQA・EQBでも困りにくい





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