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ベンツの車検は高いと聞くけれど、電気自動車のEQならどうなのか。気になっている方も多いはずです。
結論から言うと、ベンツEQはエンジンオイルなどの交換が無いぶん、整備の項目はエンジン車より少なくなります。一方で、車が重いのでタイヤの減りや足回りの点検には注意がいります。
この記事を読めば、車検費用の中身と、EVで安くなる所・高くつく所が分かります。
ベンツEQの車検はいつ来る?
ベンツEQも、新車登録から3年後に初回の車検、その後は2年ごとです。電気自動車だからといって車検の時期は変わりません。
『EVは仕組みがシンプルだから、車検も少ないのでは?』と思う方もいますよね。
実は車検の時期は、エンジン車も電気自動車も同じルールです。違うのは、車検で見る項目と交換する部品の方なんです。
| 時期 | 内容 | 重量税の扱い |
|---|---|---|
| 新車登録時 | 登録・納車 | エコカー減税で免税 |
| 1年後・2年後 | 法定12か月点検 | 対象外 |
| 3年後 | 初回車検 | エコカー減税で免税 |
| 5年後 | 2回目の車検 | 車両重量に応じて課税 |
| 以後2年ごと | 車検 | 車両重量に応じて課税 |
重量税の免税の条件は、税制改正で年度ごとに変わります。購入する年の扱いは販売店で確かめておきましょう。税金の詳しい話はベンツEQの自動車税と重量税にまとめています。
車検費用は何で決まる?
車検費用は、大きく分けると2つの合計です。
1つは国に払う法定費用。もう1つは、整備工場や販売店に払う点検整備の費用です。
| 費用の種類 | 中身 | 店で変わるか |
|---|---|---|
| 法定費用 | 重量税・自賠責保険料・検査手数料 | 変わらない |
| 点検整備費 | 24か月点検・検査の代行料 | 店で変わる |
| 部品交換費 | タイヤ・ブレーキ・ワイパーなど | 車の状態で変わる |
法定費用はどこで車検を受けても同じです。差が出るのは、点検整備費と部品交換の部分なんですね。
ベンツ正規販売店に出すと、メーカーの診断機を使った点検になります。そのぶん点検整備費は、一般の整備工場より高めになりやすいです。

『じゃあ、安い整備工場に出せばいいの?』と考えますよね。
ただ、電気自動車の高電圧系を扱える工場は限られます。EQの点検に対応しているかを先に聞いておくのが大事です。
EVで安くなる所はどこ?
ここが電気自動車のいいところです。エンジンが無いので、エンジン車なら毎回のように出てくる交換部品がありません。
- エンジンオイル・オイルフィルターの交換が無い
- スパークプラグ・エアクリーナー(エンジン用)の交換が無い
- 回生ブレーキでブレーキパッドが減りにくい
- エンジンオイルとフィルターを定期交換
- 走行距離に応じてプラグ交換
- ブレーキパッドは走り方で減る
特にブレーキは、EVならではの違いです。ベンツEQは減速の時にモーターで発電する回生ブレーキを使うので、パッドの減りがゆっくりになります。
エンジン車から乗り換えると「ブレーキの交換を言われにくくなった」という声があるのは、この仕組みのおかげなんです。
EVで高くつく所はどこ?
一方で、気をつけたい所もあります。一番はタイヤです。
ベンツEQは電池を積んでいるので、同じくらいの大きさのエンジン車より重くなります。
| モデル | 車両重量(公式カタログ値) |
|---|---|
| EQA 250+ | 1,980kg |
| EQB 250+/350 4MATIC | 2,100kg/2,170kg |
| EQE 350 SUV/AMG EQE 53 SUV | 2,580kg/2,660kg |
| EQS 450+/AMG EQS 53 | 2,500kg/2,720kg |
| EQS 450 SUV/マイバッハ EQS SUV | 2,920kg/3,050kg |
重い車は、タイヤの減りが早くなりやすいです。しかもモーターは出だしから力が出るので、強く踏む走り方だとさらに減ります。
タイヤの溝が足りないと車検に通りません。大きなサイズのタイヤは1本あたりの価格も高いので、車検の半年前くらいから溝を見ておくと安心です。
ほかに、足回りのブッシュやサスペンションも重さの影響を受けます。EQS系やEQE SUVには、エアサスペンションの設定もあります(グレードで標準かオプションかは公式で確認を)。
もう1つ、見落としやすいのが12Vの補機バッテリーです。駆動用の大きな電池とは別に、普通の車と同じような小さなバッテリーが積まれています。
駆動用バッテリーの状態は、販売店の診断で見てもらえます。保証の年数や距離は公式で確かめてみてください。劣化と保証の話はベンツEQの駆動用バッテリー容量・劣化・交換費用にまとめています。

モデルで車検の負担はどう違う?
同じベンツEQでも、モデルによって車検で気にしたい所は少しずつ違います。
| モデル | 車両重量 | 車検で気にしたい所 |
|---|---|---|
| EQA 250+ | 1,980kg | タイヤの減り。シリーズで一番軽く負担は小さめ |
| EQB 250+/350 4MATIC | 2,100kg/2,170kg | 7人乗りで人や荷物を載せると足回りに負担 |
| EQE SUV | 2,580kg〜2,660kg | 大きなタイヤと足回りの部品 |
| EQS 450+ | 2,500kg〜2,720kg | 足回りと装備の点検項目が多い |
| EQS SUV/マイバッハ | 2,920kg/3,050kg | 重さが一番あり、タイヤと足回りの点検が要 |
『EQSだと車検代がずっと高いの?』と思いますよね。
結論から言うと、車が重く装備も多いぶん、部品交換が出た時の金額は大きくなりやすいです。ただ、オイル交換が無いのはEQAと同じなので、点検の中身そのものはエンジン車のSクラスより少なくなります。
モデルごとの大きさの違いはベンツEQのサイズ一覧で見られます。
12か月点検は受けた方がいい?
車検の間に来る法定12か月点検は、受けなくても罰則はありません。
ただ、タイヤの減りやブレーキの状態は、1年ごとに見てもらう方が早く気づけます。特に重いEQSやEQS SUVは、タイヤの片減りが進むと交換が早まることも。
メーカーの診断で、ソフトウェアの更新が見つかることもあります。12か月点検は、車検の費用を急に増やさないための準備と考えておくといいですよ。
ベンツEQAの車検費用の見方
EQAの車検費用を調べている方は、見積書のどこを見ればいいか迷いますよね。
EQAは車両重量1,980kgで、ベンツEQの中では一番軽いモデルです。重量税の区分も2t以下に収まります。
| 見積書の項目 | EQAで見るポイント |
|---|---|
| 重量税 | 初回車検ならエコカー減税で免税か |
| 自賠責保険料 | どこで受けても同じ |
| 24か月点検 | 正規販売店か整備工場かで差が出る |
| タイヤ | 溝の残りと交換の要否 |
| ブレーキ | パッドの残量(減りにくいのが普通) |
| 消耗品 | ワイパー・エアコンフィルターなど |
エンジンオイル交換の欄が無い見積もりになるのが、EQAらしいところです。
販売店とのやり取りは、こんな聞き方がおすすめです。
「この見積もりで、車検に通すために必要な交換と、おすすめの交換を分けてもらえますか?」
「タイヤは今回は必須で、エアコンフィルターはおすすめです。」
必須とおすすめを分けてもらうだけで、費用の判断がぐっと楽になりますよ。
中古で買う時は車検の残りも見よう
中古のベンツEQを買う時は、車検があと何か月残っているかも大事です。
例えば車検が残り数か月の車は、買ってすぐに車検費用がかかります。本体価格が安く見えても、車検代を足すと他の車と変わらないこともあるんです。
| 車検の残り | 買った後に起きること | 確かめること |
|---|---|---|
| 1年以上 | しばらく車検費用はかからない | 前回の点検記録 |
| 半年〜1年 | 1年以内に車検が来る | 車検費用の見積もり |
| 半年未満・車検なし | 買う時に車検を通すことが多い | 車検費用が総額に入っているか |
初回車検の重量税の免税は、新車から3年目の車検が対象です。中古で2回目以降の車検を迎える車は、重量税がかかる前提で見積もりを見てみてください。
中古の選び方はベンツEQの中古車の選び方でまとめています。
車検費用を抑えるには?
『できれば車検代は抑えたい』というのが本音ですよね。結論から言うと、やることは3つです。
- 車検の2〜3か月前に、正規販売店と整備工場の両方で見積もりを取る
- 見積もりを「必須」と「おすすめ」に分けてもらう
- タイヤは車検と別に、時期と価格を見て交換を検討する
ただ、正規販売店の点検には、メーカーの診断やソフトウェアの更新が含まれることがあります。値段だけで決めず、何をしてもらえるかで比べてみてください。
メンテナンスプログラムに入っている場合は、点検の一部がそこに含まれていることもあります。中身は契約書と公式で確かめておきましょう。
- 新車登録から何年目の車検かを確認する
- 重量税が免税の対象かを確認する
- タイヤの溝と偏った減りがないかを見る
- メンテナンスプログラムの対象範囲を確認する
- EVの点検に対応している工場かを確認する
車検以外の維持費も見ておこう
車検は2年に1回なので、年あたりにすると大きな負担ではありません。
ベンツEQの維持費で大きいのは、むしろ任意保険と充電のための費用です。走る距離が長い方は、電気代も無視できません。
航続距離の実際はベンツEQの航続距離は実際何km?、充電の方法と費用はベンツEQの充電方法と充電時間で解説しています。
年間でいくらかかるかを全部まとめたのがベンツEQの維持費は年間いくら?です。買う前の総額の下げ方は、トップのベンツEQの値引き相場と限界額を見てみてください。

よくある質問
ベンツEQの初回車検はいつですか?
新車登録から3年後です。その後は2年ごとに車検があります。電気自動車でも時期は変わりません。
ベンツEQAの車検費用は高いですか?
エンジンオイル関係の交換が無いぶん、整備の項目は少なめです。ただし正規販売店の点検料やタイヤ交換が入ると費用は上がるので、見積もりで中身を確かめてみてください。
町の整備工場でもベンツEQの車検は受けられますか?
受けられる工場もあります。ただ高電圧系を扱える設備と知識が必要なので、EVの点検に対応しているかを事前に聞いておくと安心です。
車検で駆動用バッテリーは交換しますか?
車検のたびに交換するものではありません。状態は販売店の診断で確認できます。保証の年数や距離は公式で確かめてください。
初回車検の重量税はかかりますか?
エコカー減税で初回車検時は免税になります。2回目以降は車両重量に応じてかかります。条件は年度で変わります。
車検の時にソフトウェアの更新はしてもらえますか?
正規販売店の点検では、診断の結果に応じて更新が案内されることがあります。内容は車と時期で違うので、見積もりの時に聞いてみてください。
まとめ
- 車検の時期はエンジン車と同じ(初回3年・以後2年ごと)
- エンジンオイルやプラグの交換が無く、ブレーキパッドも減りにくい
- 車が重いので、タイヤと足回りは高くつきやすい
- 初回車検の重量税はエコカー減税で免税(年度で変わる)
- 見積もりは「必須」と「おすすめ」に分けてもらって比べる





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