ベンツEQの電気代と電費|1kmあたり何円か・ガソリン車と比較

充電中の電気自動車と電卓・電気料金の明細

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電気自動車は「ガソリン代がかからない」と聞きますが、『じゃあ電気代は毎月いくらなの?』が気になりますよね。ベンツのEVとなると、なおさらです。

結論から言うと、自宅で充電した場合のベンツEQの電気代は、カタログ値からの計算で1kmあたり約3.7〜5.9円です。年間1万km走っても、EQA 250+なら約3.7万円の計算になります。

計算のしかたと、冬や急速充電で上がる分まで見ていきましょう。

目次

ベンツEQAの燃費は?電気自動車は「電費」で見る

『ベンツEQAの燃費って何km/L?』と調べる方も多いはずです。ただ、EQAは電気だけで走る車なので、ガソリンの燃費はありません。

電気自動車は、1kWhの電気で何km走れるかの「電費」で見ます。数字が大きいほど、電気を使わずに走れる車です。

先に結論

この記事では、メルセデス・ベンツ日本の公式情報などにある「WLTC航続距離÷電池容量」で電費を計算しています。EQA 250+なら591km÷70.5kWhで、1kWhあたり約8.4kmです。

ここで出す電費は、カタログ値からの単純な計算です。公式に表示される電費の数字や、実際に走った時の電費とは違うことがあるので、比べるための目安として見てください。

モデル別の電費と1kmあたりの電気代

では、2026年10月時点の現行モデルで計算してみます。電気代の単価は、家電の電気代表示でよく使われる目安単価31円/kWh(税込)で仮に置きました。

モデル/グレード航続距離(WLTC)電池容量電費の計算値1kmあたり
EQA 250+591km70.5kWh約8.4km/kWh約3.7円
EQB 250+557km70.5kWh約7.9km/kWh約3.9円
EQB 350 4MATIC490km70.5kWh約7.0km/kWh約4.5円
EQE 350 4MATIC SUV542km90kWh約6.0km/kWh約5.1円
AMG EQE 53 4MATIC+ SUV474km90kWh約5.3km/kWh約5.9円
EQS 450+759km118kWh約6.4km/kWh約4.8円
AMG EQS 53 4MATIC+659km118kWh約5.6km/kWh約5.6円
EQS 450 4MATIC SUV692km118kWh約5.9km/kWh約5.3円
マイバッハ EQS 680 SUV640km118kWh約5.4km/kWh約5.7円

実は、大型のEQS 450+は、ひと回り小さいEQE SUVより1kmあたりの電気代が安い計算になります。空気抵抗の少ないセダンの形が効いていると考えられます。

ただ、この計算には充電の時のロス(電気が全部は電池に入らない分)が入っていません。実際の電気代は、少し高めに見ておくと安心です。

ベンツEQのモデル別の電費と1kmあたりの電気代の図解

年間の電気代はいくら?走行距離別の目安

『1kmあたりで言われてもピンとこない』という方も多いですよね。年間の走行距離で計算すると、こうなります。

モデル/グレード年5,000km年1万km年1.5万km
EQA 250+約1.8万円約3.7万円約5.5万円
EQB 250+約2.0万円約3.9万円約5.9万円
EQB 350 4MATIC約2.2万円約4.5万円約6.7万円
EQE 350 4MATIC SUV約2.6万円約5.1万円約7.7万円
EQS 450+約2.4万円約4.8万円約7.2万円
EQS 450 4MATIC SUV約2.6万円約5.3万円約7.9万円

条件はどれも、自宅充電・31円/kWh・カタログ値からの計算です。月にならすと、年1万kmのEQAで約3,100円になります。

毎月の電気料金にこれが上乗せされるイメージです。家の電気の明細で、増えた分を見ておくと分かりやすいですよ。

「電気自動車にしてから、電気代が上がった気がする」
「ガソリン代が無くなった分と比べてみると分かりやすいよ」

電気の単価が違うと電気代はどう変わる?

ここまでの計算は31円/kWhで置いていますが、実際の単価は電力会社や料金プランで違いますよね。EQA 250+で年1万km走った場合、単価ごとにこう変わります。

電気の単価(仮)EQA 250+の年1万km
25円/kWh約3.0万円
31円/kWh約3.7万円
35円/kWh約4.2万円
40円/kWh約4.8万円

自分の単価は、電気の明細にある「電力量料金」の単価で確かめられます。燃料費の調整額などで月ごとに変わるので、ざっくりの目安として見てください。

冬や急速充電だと電気代はどれくらい上がる?

ここが大事なところです。カタログ値どおりに走れるのは、条件がいい時だけなんです。

冬や高速道路では、航続距離がカタログ値の6〜8割になると言われます。走れる距離が短くなるぶん、1kmあたりの電気代は上がります。

EQA 250+の条件1kmあたりの目安年1万kmの目安
カタログ値どおり約3.7円約3.7万円
カタログ値の8割約4.6円約4.6万円
カタログ値の6割約6.2円約6.2万円

さらに、外の急速充電を使うと、自宅の電気より割高になりやすいんです。急速充電の料金は、時間制や会員プランなどサービスによって決まり方が違います。

よくある失敗

「電気代は安いから」と急速充電ばかり使って、思ったより費用がかかるパターンです。ふだんは自宅で入れて、急速充電は遠出の時だけにすると電気代を抑えやすくなります。

冬の航続距離の目安はベンツEQの航続距離は実際何km?、自宅の充電設備の付け方はベンツEQの充電方法と充電時間で見ています。

AMGやマイバッハは電気代がどれくらい高い?

『AMGにすると、電気代もぐっと上がるの?』と気になる方もいるはずです。同じ電池を積んだモデル同士で、年1万kmの電気代を比べてみます。

比べるモデル年1万kmの電気代差
EQE 350 4MATIC SUV約5.1万円基準
AMG EQE 53 4MATIC+ SUV約5.9万円年約7,400円高い
EQS 450+約4.8万円基準
AMG EQS 53 4MATIC+約5.6万円年約7,300円高い
EQS 450 4MATIC SUV約5.3万円基準
マイバッハ EQS 680 SUV約5.7万円年約4,300円高い

条件は自宅充電・31円/kWh・カタログ値からの計算です。AMGは出力が大きいぶん電費が下がりますが、年間の差は1万円以内に収まる計算です。

結論から言うと、AMGやマイバッハを選ぶかどうかは、電気代より車両価格の差で決まります。AMG EQE 53 4MATIC+ SUVは16,330,000円で、EQE 350 4MATIC SUVの13,110,000円より322万円高くなります(2026年10月時点・税込)。

ガソリン車と比べるとどれくらい違う?

『結局、ガソリン車より安いの?』という疑問ですよね。比べ方はシンプルで、1kmあたりの費用を並べるだけです。

ガソリン車の燃費とガソリン価格は車や時期で大きく違うので、ここでは「仮に燃費12km/L・ガソリン170円/L」の車と比べてみます。

比べる車1kmあたり年1万km
EQA 250+(自宅充電・カタログ値)約3.7円約3.7万円
EQA 250+(カタログ値の6割)約6.2円約6.2万円
仮のガソリン車(12km/L・170円/L)約14.2円約14.2万円

仮のガソリン車は、計算のための例です。今の車や比べたいエンジン車の燃費を入れて、自分で計算してみてください。

自分の車と比べる計算のしかた
  1. 今の車の実際の燃費(km/L)を給油記録から出す
  2. ガソリン単価を燃費で割って、1kmあたりの燃料代を出す
  3. 家の電気の単価を、上の表の電費で割って1kmあたりの電気代を出す
  4. それぞれに年間の走行距離を掛けて比べる

例えばこんな会話になることもあります。

「年1万kmなら、燃料代は年10万円くらい浮くかもね」
「でも車両価格が高いから、そこも含めて考えないと」

その通りなんです。燃料代だけで元が取れるかは、車両価格や補助金、売る時の値段まで含めて見る必要があります。

エンジン車との総額の比べ方はベンツEQとエンジン車の違いでまとめています。

電気代を安くするコツ

最後に、電気代を抑えるコツです。どれもすぐに試せるものばかりですよ。

電気代を抑えるためにできること
  • 自宅で充電できる環境を作る
  • 夜の電気が安くなる料金プランを電力会社に相談する
  • 充電はタイマーで夜の時間帯に入れる
  • 急速充電は遠出の時だけにする
  • 冬は充電中に車内を温めておき、走り始めの電気を節約する

回生ブレーキで電気を取り戻せる

電気自動車は、アクセルを離したりブレーキを踏んだりした時に、モーターで発電して電池に電気を戻せます。これが回生ブレーキです。

街中の信号が多い道や下り坂では、この回生がよく働きます。実は、止まったり走ったりが多い道は、電気自動車にとってそこまで不利ではないんです。

ベンツEQでは回生の強さを変えられるモデルがあります。設定のやり方はモデルで違うので、取扱説明書で確かめて試してみてください。

自宅に太陽光発電がある場合

自宅に太陽光発電がある方は、昼間に作った電気で充電できれば、電気代をさらに下げられます。ただ、車が昼間に家にない使い方だと、そのまま充電に回すのは難しいですよね。

その場合は、蓄電池や充電のタイミングを調整できる機器を組み合わせる方法もあります。工事の内容で費用が大きく変わるので、施工会社に相談してみてください。

夜の料金が安いプランは、昼の料金が高くなることもあります。家の電気の使い方とあわせて、全体で安くなるか確かめてみてください。

電気代を抑えるためのポイントをまとめた図解

電気代を含めた年間の費用はベンツEQの維持費は年間いくら?、車両を安く買う順番はベンツEQの値引き相場と限界額で見ています。

よくある質問

ベンツEQAの燃費はどれくらいですか?

EQAは電気自動車なので、燃費ではなく電費で見ます。WLTC航続距離591kmと電池容量70.5kWhから計算すると、1kWhあたり約8.4kmです。

ベンツEQの電気代は月にいくらですか?

自宅充電・31円/kWh・年1万kmで計算すると、EQA 250+で年約3.7万円、月にならして約3,100円です。冬や急速充電の利用で上がります。

急速充電の料金は自宅より高いですか?

サービスによって料金の決まり方が違いますが、自宅の電気より割高になりやすいです。ふだんは自宅で入れるのが電気代を抑えるコツです。

どのベンツEQがいちばん電気代が安いですか?

カタログ値からの計算では、EQA 250+の1kmあたり約3.7円がいちばん安い数字です。大型モデルではEQS 450+が比較的安い計算になります。

ガソリン車より本当に安くなりますか?

燃料代だけなら自宅充電の電気代のほうが安くなる場合が多いです。ただ車両価格や売る時の値段も含めて、総額で比べるのがおすすめです。

まとめ

この記事の要点
  • ベンツEQは燃費ではなく電費で見る。EQA 250+は計算で約8.4km/kWh
  • 自宅充電・31円/kWhなら1kmあたり約3.7〜5.9円の計算
  • 年1万kmでEQAは約3.7万円、冬の条件なら約4.6〜6.2万円
  • 急速充電ばかりだと電気代が上がりやすい
  • ガソリン車との比較は、自分の車の燃費で計算して総額でも見る
ベンツEQシリーズ買いたいドットコム

ベンツEQシリーズ買いたいドットコム 編集部

ベンツEQシリーズの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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