当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。
『ベンツEQって、売る時にいくらになるんだろう?』と、買う前から気になっている方も多いはずです。電気自動車は値落ちが大きいと聞くと、不安になりますよね。
結論から言うと、ベンツEQのリセールはエンジンのベンツより厳しめに見ておくのが無難です。ただ、値落ちの多くは補助金と新車値引きで最初から割り引かれている分でもあります。
ここでは、値落ちが大きい理由と、モデル別の見方、補助金の返納に気をつけた売り時、高く売るコツを数字で見ていきます。
ベンツEQのリセールは本当に悪い?
新車価格だけを基準にすると、ベンツEQの値落ちはとても大きく見えます。でも買う時には補助金が入るので、「実際に払った額」から見ると印象はだいぶ変わります。リセールは実質価格で考えるのがおすすめです。
まずは新車価格と、国のCEV補助金を引いた実質価格を並べます。価格は2026年10月時点のメーカー希望小売価格(税込)、補助金は2026年度の報道値です。
| モデル/グレード | 新車価格 | CEV補助金 | 補助金を引いた額 |
|---|---|---|---|
| ベンツEQA 250+ | 777万円 | 86万円 | 691万円 |
| EQB 250+ | 815万円 | 86万円 | 729万円 |
| EQB 350 4MATIC | 899万円 | 68万円 | 831万円 |
| EQE 350 4MATIC SUV | 1,311万円 | 54.4万円 | 1,256.6万円 |
| AMG EQE 53 4MATIC+ SUV | 1,633万円 | 54.4万円 | 1,578.6万円 |
| EQS 450+ | 1,550万円 | 54.4万円 | 1,495.6万円 |
| EQS 450 4MATIC SUV | 1,661万円 | 54.4万円 | 1,606.6万円 |
| マイバッハ EQS 680 SUV | 2,790万円 | 54.4万円 | 2,735.6万円 |

中古車の値段は、補助金を引いた後の額を基準に決まりやすいと言われます。中古で買う人は補助金をもらえないからです。
つまり、EQAなら新車価格777万円のうち、86万円分は最初から中古価格に乗りにくいんです。補助金の最新額はベンツEQの補助金はいくら?で確かめておきましょう。
EVの値落ちが大きいと言われる理由
『どうしてEVだけ、そんなに値落ちするの?』と思いますよね。
よく言われる理由は、大きく5つあります。どれもベンツEQだけの話ではなく、輸入EV全体に当てはまるものです。
- 新車に補助金が入るぶん、中古価格がその分だけ下がりやすい
- 新車の値引きや価格改定で、新車の実際の売値が動きやすい
- 駆動用バッテリーの劣化を心配する買い手が多い
- 新しいモデルが出ると、旧型の電費や航続距離が見劣りしやすい
- 中古でEVを探す人が、エンジン車よりまだ少ない
実は、新しいモデルの影響も小さくありません。EQAは2024年4月の改良で電池が70.5kWhに増え、航続距離はWLTCモードで591kmになりました(現行型・公表値)。
改良前の車は、この数字と比べられてしまうんです。さらに次期EQAが2026〜2027年に登場予定と報じられているので、出てくれば今の型も比べられる側に回ります。
バッテリーへの不安は、買い手が値段を付ける時にいちばん効く部分です。劣化と保証の考え方はベンツEQの駆動用バッテリーの劣化と保証にまとめています。
モデル別に見るリセールの考え方
ここが大事なところです。同じベンツEQでも、モデルによって中古で探す人の数が違います。
買取相場の具体的な金額は、年式・走行距離・色・時期と地域で大きく変わります。ここでは金額を断定せず、値段が付きやすい・付きにくい理由を並べます。
| モデル | 中古で探す人 | リセールで有利な点 | 不利になりやすい点 |
|---|---|---|---|
| ベンツEQA | 多め | 価格が最も手ごろ、全幅1,835mmで扱いやすい | 改良前後で航続距離が違う、次期型の報道 |
| EQB | 多め | 7人乗りの輸入EVは選択肢が少ない | 新車販売の継続は要確認、3列目を使わない人には響かない |
| EQE SUV | 少なめ | 装備が充実、5人乗りSUVとして人気の型 | 新車価格が高く、値落ちの金額も大きい |
| EQS/EQS SUV | 少なめ | 航続距離が長い(EQS 450+は759km) | 新車価格が高く、買える人が限られる |
| マイバッハ EQS SUV | ごく少数 | 希少性 | 買い手が非常に限られ、時期で値段がぶれやすい |

価格の高いモデルほど、値落ちの「率」が同じでも「金額」は大きくなります。EQS SUVで1割下がれば、EQAで1割下がるより何倍もの金額になりますよね。
EQBのリセールはどう見る?
『EQBって7人乗りだし、リセールは強いんじゃない?』という声もあります。
7人乗りの輸入EVは多くありません。EQBのほかにはEQS SUV(7人乗り)くらいで、価格帯がまったく違います。この「代わりが少ない」ことは、中古で探す人にとって意味があるんです。
EQBは海外で生産終了の情報があり、日本での新車販売の継続は要確認です。新車が無くなると中古の需要が上がる場合も、部品や保証の不安から下がる場合もあります。どちらに転ぶかは断定できません。
EQAとEQBのどちらを選ぶか迷っている方は、売る時のことも含めてベンツEQAとEQBの違いで比べてみてください。
補助金の返納に気をつけた売り時
『早めに売ってしまえば、値落ちが少なくて済むのでは?』と考える方もいますよね。
ただ、ここに落とし穴があります。CEV補助金には、一定の期間は車を持ち続ける決まりがあります。その期間内に売ったり手放したりすると、補助金の一部を返すよう求められる場合があるんです。
補助金を受けた車を短い期間で手放し、あとから返納の連絡が来るケースです。保有の期間や返す額は、交付の条件で決まっています。売る前に、交付を受けた時の書類か補助金の窓口で忘れずに確かめてください。
売り時を考える時は、次の順番で見ておくと迷いにくくなります。
- 補助金の保有期間がいつまでかを、交付の書類で確かめる
- 新車保証・バッテリー保証の残りを、保証書や販売店で確かめる
- 車検の時期を確かめる(車検の前に売ると費用を払わずに済む)
- 次のモデルの発表や、新車の価格改定の情報を見ておく
- 期間を過ぎたら、複数の買取先で今の値段を調べる

保証が残っている車は、買い手にとって安心材料になります。保証の年数や距離は年式で違うので、公式や販売店で確認しておきましょう。
ベンツEQを高く売るためのコツ
結論から言うと、ベンツEQは「どこに売るか」で値段が開きやすい車です。
EVの中古を得意とする買取先と、そうでない買取先で、バッテリーの評価の仕方が違うからなんです。1社だけで決めると、比べる材料がありません。
- 車検証と、補助金の交付に関する書類を確かめる
- 保証書と、点検・整備の記録をまとめておく
- スペアキーと、付属の充電ケーブルが揃っているかを確かめる
- バッテリーの状態(満充電時の表示距離など)を見ておく
- 傷や汚れを落とし、車内をきれいにしておく
充電ケーブルは見落としがちです。付属品として扱われるので、揃っているほうが話が早いですよ。
例えば、こんな場面があります。
「1社目で思ったより低い金額だったんです」
「EVに慣れている買取先だと、バッテリーの見方が違うことがあります。何社か比べてみましょう」
色も値段に関わります。ボディカラーの選び方はベンツEQの色と人気色で見られます。
今の車にいくら付くか、先に調べておく
ベンツEQへの乗り換えを考えている方も、EQを売ろうとしている方も、今の車にいくら付くかを先に知っておくと、総額の計算がしやすくなります。
複数の買取先にまとめて査定を頼める一括査定なら、比べる手間を減らせます。金額は時期と地域で変わるので、出てきた数字を比べて判断してみてください。
ベンツEQシリーズ買いたいドットコム
ベンツEQシリーズの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、ベンツEQシリーズの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
買う時からリセールを考えておくには?
『どうせなら、売る時に損しにくい買い方をしたい』と思いますよね。
リセールは売る時だけで決まるものではありません。買う時の選び方で、あとの差がつくんです。
- 補助金と値引きを使って、実際に払う額を下げる
- 中古で探す人が多いモデル・色を選ぶ
- 保証や点検の記録を残しておく
- 新車価格のまま、値引きを確かめずに買う
- オプションを盛りすぎて、払った額だけが大きくなる
- 点検の記録を残さず、付属品をなくしてしまう
オプションは、付けた金額がそのまま売値に乗るわけではありません。気に入ったものだけに絞っておくのが無難です。
残価設定ローン(ウェルカムプラン)なら、あらかじめ決めた残価で返す道もあります。総支払額で比べたい方はベンツEQの残クレ・リースは得かを読んでみてください。
値落ちが気になって「買って後悔しないか」が心配な方は、ベンツEQを買って後悔する人の共通点も参考になります。
買う側に回るなら、値落ちは中古を安く買えるという意味でもあります。中古の選び方はベンツEQの中古車の選び方で見られます。
新車で買うなら、補助金込みで安く買う順番をベンツEQの値引き相場と限界額で先に押さえておきましょう。
よくある質問
ベンツEQのリセールはエンジン車のベンツより悪いですか?
一般に、輸入EVはエンジン車より値落ちが大きいと言われます。ただ新車に補助金が入るぶん、実際に払った額から見ると差は小さく見えます。金額は年式や時期で変わるので、売る前に複数の買取先で確かめるのが確実です。
ベンツEQBのリセールはEQAより高いですか?
断定はできません。EQBは7人乗りの輸入EVとして代わりが少ない一方、新車販売の継続が要確認という不安材料もあります。年式・走行距離・色で変わるので、実際の査定で比べてみてください。
補助金をもらったベンツEQはすぐ売れますか?
売ること自体はできますが、補助金の保有期間内だと一部の返納を求められる場合があります。期間と返す額は交付の条件で決まっているので、売る前に書類か補助金の窓口で確かめましょう。
バッテリーの劣化は買取額に影響しますか?
影響すると考えておくのが無難です。買い手はバッテリーの状態を気にするので、保証が残っているか、満充電時の表示距離がどうかを伝えられると話が進みやすくなります。
ベンツEQを売るならディーラーと買取店どちらがいいですか?
どちらが高いかは時期と車で変わります。ディーラーの下取りと、買取店の査定を両方出してもらい、金額を比べてから決めるのがおすすめです。
まとめ
- ベンツEQのリセールは、新車価格ではなく補助金を引いた実質価格で見る
- EQA 250+は777万円から86万円を引いた691万円が、中古価格の基準になりやすい
- 値落ちが大きい理由は、補助金・値引き・バッテリーへの不安・新型の登場など
- EQBは7人乗りの輸入EVとして代わりが少ないが、新車販売の継続は要確認
- 補助金の保有期間内に売ると返納を求められる場合があるので、売る前に確かめる
- 高く売るには、書類と付属品を揃え、複数の買取先で比べる





コメント