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電気自動車に乗り換えるとなると、『どこで、どれくらい時間をかけて充電するの?』が一番の不安ですよね。ガソリンスタンドのように5分で終わるわけではありません。
結論から言うと、ベンツEQの充電は「自宅の200Vでふだん入れて、遠出の時だけ急速充電」が基本です。EQAやEQBなら、自宅の6kW充電で20%から80%まで約7時間の計算なので、夜につないでおけば朝には使えます。
充電の種類ごとの時間と、マンションの場合の進め方まで見ていきましょう。
ベンツEQの充電方法は3つ
充電の方法は「自宅の普通充電(200V)」「外出先の普通充電」「急速充電(CHAdeMO)」の3つです。毎日の分は自宅、遠出の時は急速充電と使い分けるのがいちばん楽です。
それぞれの特徴を並べるとこうなります。
| 充電の方法 | 主な場所 | 出力の目安 | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|
| 自宅の普通充電 | 戸建ての駐車場・マンションの充電設備 | 3〜6kW(設備による) | 毎日の分を夜に入れる |
| 外出先の普通充電 | 商業施設・ホテル・ディーラー | 設備による | 買い物や宿泊の間に足す |
| 急速充電(CHAdeMO) | 高速道路のSA・PA、道の駅、ディーラー | 50kW級〜(設備による) | 遠出の途中で短時間に入れる |
EQAとEQBの受け入れ性能は、普通充電が最大6kW、急速充電がCHAdeMOで最大100kWです。数字はメルセデス・ベンツ日本の公式情報などによる2026年10月時点のものです。
EQE SUV・EQS・EQS SUVもCHAdeMOの急速充電に対応しています。ただ、急速充電や普通充電の最大の受け入れ出力は、この記事では確かめきれていません。
購入前に公式サイトや販売店で確かめておきましょう。
ベンツEQAの充電時間はどれくらい?
『ベンツEQAって満充電まで何時間かかるの?』という疑問は多いですよね。EQAの電池容量は70.5kWhなので、出力で割ると時間の目安が出せます。
| 充電の方法(EQA 250+) | 20%から80% | 0%から100% |
|---|---|---|
| 自宅200V・3kW | 約14時間 | 約24時間 |
| 自宅200V・6kW | 約7時間 | 約12時間 |
| 急速充電・50kW級 | 10%から80%で約1時間 | 使い方として現実的でない |
| 急速充電・100kW | 10%から80%で約30分 | 使い方として現実的でない |
この表は「電池容量÷出力」で出した計算上の目安です。実際は、電池の温度や残量、充電器の性能で長くなることがよくあります。
特に急速充電は、電池がいっぱいに近づくと入るスピードがゆっくりになります。だから急速充電は80%くらいまでで止める人が多いんです。
EQB(250+/350 4MATIC)も電池は同じ70.5kWhなので、時間の目安はEQAとほぼ同じです。
EQA 250+のカタログ値(591km÷70.5kWh)で計算すると、1kWhで約8.4km走れる計算です。6kWで1時間入れると約50km分になります。冬や高速では短くなるので、目安として見てください。

自宅で充電するには?200Vコンセントの工事
『家で充電するには、何を用意すればいいの?』と思いますよね。戸建てなら、駐車場に200Vの充電用コンセントか、壁に付ける充電器を付けるのが一般的です。
3kWと6kWのどちらにするかで、工事の内容が変わります。6kWは充電が速い分、家の電気の契約や配線を見直す必要が出てくることも。
- 販売店か電気工事会社に、自宅の分電盤と駐車場の位置を見てもらう
- 200Vコンセントにするか、壁付けの充電器にするかを決める
- 3kWか6kWか、電気の契約容量が足りるかを確かめる
- 工事の見積もりを取って、金額と工事日を決める
- 納車前に工事を済ませておく
3kWと6kWはどちらにする?
迷いやすいのが、自宅の充電を3kWにするか6kWにするかですよね。夜に8時間つないだ場合で比べると、違いが分かりやすくなります。
| 自宅の出力 | 8時間で入る量 | EQA 250+で走れる分の目安 |
|---|---|---|
| 3kW | 24kWh | 約200km |
| 6kW | 48kWh | 約400km |
走れる分は、カタログ値(1kWhで約8.4km)からの計算です。冬や高速では短くなります。
毎日の走行が50km前後なら、3kWでも一晩で十分に戻せる計算です。週末にまとめて長く走る人や、EQE SUV・EQSのように電池が大きいモデルなら、6kWにしておくと余裕が出ます。
工事費は、分電盤から駐車場までの距離や、壁に穴を開けるかどうかで大きく変わります。決まった金額は言えないので、2社くらいから見積もりを取ってみてください。
自治体によっては、充電設備の工事に補助がある所もあります。住んでいる市区町村のホームページで確かめておきましょう。
納車日が決まってから工事を頼んで、間に合わないパターンです。工事の予約が混んでいる時期もあるので、契約したらすぐに相談しておくと安心です。
マンションでもベンツEQは充電できる?
ここが悩ましいところですよね。マンションの駐車場は共用部分なので、自分だけの判断で充電設備を付けることはできません。
結論から言うと、マンションで充電する方法は大きく3つです。
| マンションでの方法 | できること | 気をつけること |
|---|---|---|
| 駐車場に充電設備がある | そのまま使える | 予約制・時間制限があるか |
| 管理組合に設置をお願いする | 新しく付けてもらう | 合意までに時間がかかる |
| 外の充電スポットを使う | 近くの商業施設や急速充電器 | 毎回出かける手間と費用 |
『管理組合に話すのはハードルが高い…』と感じる方も多いはずです。ただ、最近はマンション向けの充電設備サービスもあり、相談する人は増えています。
管理会社に聞く時は、こんな会話から始めると話が早いです。
「駐車場に電気自動車の充電設備を付ける予定はありますか?」
「今は無いですが、要望として理事会に出すことはできますよ」
外の充電スポットだけで使う場合は、近くに使いやすい場所があるかを契約前に地図で見ておきましょう。片道10分以内に無いと、毎週の充電が負担になりがちです。

外出先の急速充電を使う時のコツ
遠出の時に頼りになるのが急速充電です。高速道路のサービスエリアや道の駅、メルセデス・ベンツの販売店などにあります。
急速充電は1回30分までの所が多く、後ろに人が待っていることも。使い方のマナーを知っておくと気持ちよく使えます。
- 充電カード(会員サービス)を用意しておく
- 充電器の出力(50kW級か、それより高いか)を地図アプリで見ておく
- 80%くらいで止めて、次の人に譲る
- 充電中は車から離れすぎない
- 料金の仕組み(時間制か、使った量か)を確かめておく
急速充電のスポットはどう探す?
急速充電器の場所は、地図アプリや充電スポットの検索アプリで探せます。出力や、今使われているかどうかが分かるアプリもあるので、遠出の前に入れておくと便利ですよ。
MBUXのナビにも充電スポットを探す機能がありますが、表示される情報はモデルや年式で違います。使い方は取扱説明書で確かめておきましょう。
『着いたら故障中だった』ということも、たまにあります。目的地までのルートで、候補を2か所くらい見ておくと焦らずに済みます。
充電カードの料金は、月額の基本料と1回ごとの料金の組み合わせなど、サービスによって違います。よく使う場所と回数で選んでみてください。
急速充電を毎日のように使うと、電池に負担がかかるという話もよく聞きます。どれくらい影響するかは条件で変わるので、電池の保証と劣化の考え方はベンツEQの駆動用バッテリーで見ておくと安心です。
実は、急速充電ばかりで使うと電気代が高くなりやすいんです。自宅充電との電気代の差はベンツEQの電費と電気代で計算しています。
販売店で充電の相談をする時に聞くこと
充電のことは、車を買う販売店に相談できることが多いです。『何を聞けばいいか分からない』という方は、次の項目をそのまま聞いてみてください。
- このモデルの普通充電と急速充電の最大出力
- 付属する充電ケーブルの種類と、別に買う物があるか
- 自宅の充電設備の工事を頼める会社があるか
- 販売店の急速充電器を使えるか、料金はかかるか
- メルセデスの充電サービスや充電カードの中身
答えを聞いたら、メモに残しておくと比べやすくなります。
「充電ケーブルは最初から付いてきますか?」
「付属品はモデルで違うので、見積もりの時に確かめましょう」
大型のEQE SUV・EQSは充電時間が長い?
『電池が大きいモデルは、充電に時間がかかるの?』という疑問もありますよね。電池が大きいほど、空から満タンまでに入れる電気の量は増えます。
| モデル | 電池容量 | 20%から80%で入れる量 | 6kWで入れた場合の計算 |
|---|---|---|---|
| EQA 250+・EQB | 70.5kWh | 約42kWh | 約7時間 |
| EQE 350 4MATIC SUV | 90kWh | 54kWh | 約9時間 |
| EQS 450+・EQS SUV | 118kWh | 約71kWh | 約12時間 |
EQE SUV・EQS系の6kWの列は、仮に6kWで入れた場合の計算です。実際に何kWまで受け入れられるかは、公式サイトや販売店で確かめてください。
ただ、電池が大きいモデルは一度にたくさん走れます。毎日空まで使うわけではないので、毎晩少しずつ足す使い方なら、時間はそこまで気になりません。

充電で困らないための選び方
最後に、充電の環境から見たモデル選びの考え方です。ここが一番大事なところかもしれません。
- 毎晩つないでおけば、出かける時はいつも満タンに近い
- 電気代を安く抑えやすい
- 毎週の充電に時間と手間がかかる
- 急速充電が中心だと電気代が上がりやすい
自宅で充電できるなら、EQAやEQBでも毎日の使い方で困る場面は少ないはずです。外の充電が中心になるなら、航続距離の長いモデルにして充電の回数を減らすのも手です。
モデルごとの航続距離はベンツEQの航続距離は実際何km?、電気代を含めた年間の費用はベンツEQの維持費は年間いくら?で見ています。充電設備の費用も含めて安く買う順番はベンツEQの値引き相場と限界額を参考にしてみてください。
よくある質問
ベンツEQAの充電時間はどれくらいですか?
電池容量70.5kWhから計算すると、自宅の6kW充電で20%から80%まで約7時間、0%から100%で約12時間が目安です。実際は条件で長くなることがあります。
ベンツEQAの急速充電の規格は何ですか?
日本の急速充電規格のCHAdeMOに対応していて、EQA・EQBの受け入れは最大100kWです。充電器側の出力が低いと、そのぶん時間がかかります。
自宅のコンセントで充電できますか?
戸建てなら、駐車場に200Vの充電用コンセントか壁付けの充電器を付けるのが一般的です。工事が必要なので、販売店か電気工事会社に相談してください。
マンションに住んでいてもベンツEQに乗れますか?
駐車場に充電設備があるか、管理組合に設置をお願いできるか、近くに充電スポットがあるかで決まります。契約前に充電の方法を決めておくと安心です。
急速充電はどこまで入れるのがいいですか?
電池がいっぱいに近づくと入るスピードが落ちるため、80%くらいで止める人が多いです。1回30分までの充電器も多いので、次の人に譲る目安にもなります。
まとめ
- 充電は自宅の200V、外出先の普通充電、急速充電CHAdeMOの3つ
- EQA・EQBは普通充電最大6kW、急速充電最大100kW
- EQAは6kWで20%から80%まで約7時間の計算
- マンションは充電設備の有無と管理組合への相談がカギ
- 自宅で充電できるかどうかが、使いやすさと電気代を大きく左右する





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