ベンツEQSの価格とスペック|450+・AMG EQS 53・EQS SUVの違い

夜のホテルのエントランス前に並ぶ大型の電気自動車セダンとSUV

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メルセデス・ベンツの電気自動車で一番上のクラスが、EQSです。『セダンとSUV、AMGにマイバッハまであって、どれがどう違うの?』と迷いますよね。

結論から言うと、長く走れて一番手が届きやすいのはEQS 450+、7人乗りが必要ならEQS 450 4MATIC SUVです。2026年10月時点の価格は1,550万円から2,790万円までで、補助金はどれも54.4万円(2026年度の報道値)です。

ここではEQSの4つの選択肢を、価格・航続距離・サイズ・定員で横に並べて見ていきます。

目次

ベンツEQSってどんな車?

先に結論

EQSは、メルセデス・ベンツの電気自動車ブランド「EQ」の最上位モデルです。日本では5ドアの大型セダン「EQS」と、大型SUVの「EQS SUV」の2つのボディが売られています。

車格が近いエンジン車でいうと、セダンのEQSはSクラス、EQS SUVはGLSのあたりです。どちらも118kWhの大きな電池を積んでいます。

『EQSって、ガソリン車もあるの?』という声も聞きます。EQSは電気だけで走る電気自動車で、ガソリンで走るグレードはありません。

だからエンジンオイルの交換も不要です。燃費の代わりに、電費と航続距離で考えることになります。

モデルボディ型式コード駆動定員
EQS 450+大型セダン(5ドア)V297後輪駆動5人
AMG EQS 53 4MATIC+大型セダン(5ドア)V297四輪駆動5人
EQS 450 4MATIC SUV大型SUV(3列)X296四輪駆動7人
マイバッハ EQS 680 SUV大型SUVX296四輪駆動5人

セダンのEQSは5人乗りです。EQS SUVは7人乗りですが、同じSUVでもマイバッハは5人乗りです。

EQSの新車価格と補助金込みの実質額

まずは値段です。メーカー希望小売価格(消費税込・2026年10月時点)と、国のCEV補助金(2026年度の報道値)を引いた額を並べました。

モデル新車価格CEV補助金補助金を引いた額
EQS 450+15,500,000円544,000円14,956,000円
EQS 450 4MATIC SUV16,610,000円544,000円16,066,000円
AMG EQS 53 4MATIC+24,190,000円544,000円23,646,000円
マイバッハ EQS 680 SUV27,900,000円544,000円27,356,000円
EQS 4モデルの新車価格と補助金を引いた実質額の図解

実は、セダンのEQS 450+とEQS SUVの差は111万円しかありません!一方でAMG EQS 53は450+より869万円高く、ここで大きく分かれます。

補助金は年度と登録時期で変わります。価格もメルセデスが年に1〜2回見直すので、最新の値は販売店で確かめてみてください。全モデルの価格はベンツEQの新車価格一覧で並べています。

スペックを比べる|航続距離・出力・重さ

『実際のスペックはどれくらい違うの?』と気になりますよね。公式の数字で並べてみます。

モデル航続距離(WLTC)電池容量最高出力車両重量
EQS 450+759km118kWh265kW2,500kg
AMG EQS 53659km118kWh484kW2,720kg
EQS 450 4MATIC SUV692km118kWh265kW2,920kg
マイバッハ EQS 680 SUV640km118kWh484kW3,050kg

EQS 450+の759kmは、ベンツEQの中で一番長い航続距離です。セダンの低い形と大きな電池が、この数字につながっています。

ただ、冬や高速道路ではカタログ値より短くなります。よく言われる目安は6〜8割なので、EQS 450+なら450〜600km前後と考えておくと安心です。

急速充電の数字

EQS系はCHAdeMOの急速充電に対応しています。受け入れられる最大出力は公式で確かめておきましょう。充電の方法と時間はベンツEQの充電方法と充電時間で詳しく見ています。

セダンとSUVの車高・サイズの違い

EQSは、セダンとSUVで形も大きさもかなり違います。駐車場の話にも関わるので、数字で見ておきましょう。

項目EQS 450+/AMG EQS 53EQS 450 SUVマイバッハ EQS SUV
全長5,225mm5,130mm5,135mm
全幅1,925mm2,035mm2,035mm
全高(車高)1,520mm1,725mm1,725mm

セダンのEQSは全長5,225mmと長い一方で、車高は1,520mmと低めです。SUVは全長こそ少し短いものの、全幅は2,035mm、車高は1,725mmあります。

機械式駐車場には入らないことが多い

多くの機械式駐車場は全幅1,850mmまでです。EQSの1,925mmもEQS SUVの2,035mmもこれを超えるので、入らないことが多いです。重さも2.5〜3t級なので、自走式の平面駐車場が前提になります。

例えばこんな場面で困りやすいです。

「マンションの駐車場が機械式」だと、そもそも契約できないことがあります。

「出かけ先の立体駐車場」でも、幅や重さの制限で入れない場所があるんです。ほかのモデルとのサイズ比較はベンツEQのサイズ一覧で見ています。

AMG EQS 53とマイバッハはどんな人向け?

EQSの上にあるのが、AMGとマイバッハです。どちらも最高出力は484kWで同じですが、向いている人ははっきり分かれます。

AMG EQS 53 4MATIC+が合う人
  • 自分で運転して、強い加速と走りを楽しみたい
  • セダンの低い車高と、AMGらしい仕立てが好き
  • 航続659kmで足りる使い方をしている
マイバッハ EQS 680 SUVが合う人
  • 後ろの席に乗ることが多く、快適さを最優先したい
  • SUVの高い目線と、特別な内外装がほしい
  • 5人乗りで足りる

『2,000万円を超えるなら、どっちも同じようなものでは?』と思うかもしれません。

でも、AMGは運転する人のための車、マイバッハは後ろに乗る人のための車と考えると選びやすくなります。

比べる点AMG EQS 53 4MATIC+マイバッハ EQS 680 SUV
ボディ大型セダン大型SUV
新車価格24,190,000円27,900,000円
最高出力484kW484kW
航続距離(WLTC)659km640km
全高1,520mm1,725mm
車両重量2,720kg3,050kg
定員5人5人

価格の差は371万円です。出力は同じでも、マイバッハは330kg重く、車高も205mm高くなります。

例えばこんな使われ方を考えてみてください。

「週末は自分でハンドルを握って、遠くまで走りに行きたい」なら、AMG EQS 53の低い車高と力強さが合います。

「平日は後ろの席で移動して、車内で過ごす時間を大事にしたい」なら、マイバッハ EQS 680 SUVのほうが満足しやすいはずです。

値落ちも考えておく

2,000万円を超える電気自動車は、売る時の値落ちの金額も大きくなりがちです。数年で乗り換える予定なら、売る時の目安も先に見ておくと安心です。詳しくはベンツEQのリセールと買取相場で見ています。

EQS 450+とEQS SUV、どっちを選ぶ?

多くの方が迷うのは、セダンの450+とEQS 450 4MATIC SUVの2台だと思います。価格の差は111万円です。

選ぶ時の目安
  • 長距離の移動が多く、少しでも長く走りたいなら、航続759kmのEQS 450+
  • 7人乗りが必要、または3列目を使う場面があるなら、EQS SUV
  • 雪道を走る機会があるなら、四輪駆動のEQS SUV
  • 車高の低いセダンのほうが好きなら、EQS 450+
  • 立体駐車場の高さ制限が気になるなら、車高1,520mmのEQS 450+
EQS 450+とEQS 450 4MATIC SUVのどちらが合うかを示した図解

『セダンとSUVで、維持費は変わるの?』という疑問もありますよね。自動車税はどちらも電気自動車の区分で年25,000円です。

重量税もエコカー減税で新車時と初回車検時は免税になります(期限と条件は年度で変わります)。差が出やすいのは、タイヤ代や任意保険料のほうです。

年間の内訳はベンツEQの維持費は年間いくら?でまとめています。

EQSのオプションや上位の装備には、ダッシュボード一面が画面になる「MBUXハイパースクリーン」もあります。どのグレードに標準で付くかは見積もりで確かめておきましょう。

エアサスペンション(AIRMATIC)やリア・アクスルステアリングにも設定がありますが、標準かオプションかはグレードで変わる場合があります。内装の詳しい中身はベンツEQの内装を解説で見ています。

中古のEQSと見積もりの取り方

『中古車ならもっと安く買えるのでは?』と考える方もいるはずです。電気自動車は値落ちが大きいと言われるので、中古のEQSは新車よりかなり安く出ていることがあります。

ただ、国のCEV補助金は新車が対象で、中古には付きません。駆動用バッテリーの保証がどこまで残っているかも、中古では大事なポイントです。中古の選び方はベンツEQの中古車の選び方で詳しく見ています。

新車で買う場合は、オプションと下取りで総額が大きく動きます。

見積もりの進め方
  1. 候補を2モデルに絞り、同じ条件で見積もりを取る
  2. ハイパースクリーンやエアサスペンションなど、欲しい装備が含まれているか確かめる
  3. 補助金の対象と申請の流れを販売店に聞く
  4. 自宅の充電設備の工事費を別に見積もってもらう
  5. 今の車の下取り額と、買取の査定額を比べる

候補が決まったら、複数の見積もりを並べて総額で比べてみるのがおすすめです。同じEQSでも、条件で数十万円変わることもあります!

ベンツEQシリーズ買いたいドットコム

ベンツEQシリーズの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ベンツEQシリーズの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

ほかのEQとの位置づけはベンツEQのラインナップと選び方、安く買う順番はベンツEQの値引き相場と限界額にまとめています。

よくある質問

ベンツEQSの新車価格はいくらですか?

2026年10月時点のメーカー希望小売価格(消費税込)で、EQS 450+が15,500,000円、AMG EQS 53 4MATIC+が24,190,000円です。SUVはEQS 450 4MATIC SUVが16,610,000円、マイバッハ EQS 680 SUVが27,900,000円です。

ベンツEQSは何人乗りですか?

セダンのEQSは5人乗りです。EQS SUVは3列シートの7人乗りで、マイバッハ EQS SUVは5人乗りです。

ベンツEQSにガソリン車はありますか?

ありません。EQSは電気だけで走る電気自動車で、エンジンもガソリンタンクも積んでいません。車格が近いエンジン車はSクラスです。

ベンツEQSの車高はどれくらいですか?

セダンのEQSは全高1,520mm、EQS SUVとマイバッハ EQS SUVは1,725mmです。全幅はセダンが1,925mm、SUVが2,035mmあります。

EQSの航続距離はどれくらいですか?

WLTCモードでEQS 450+が759km、AMG EQS 53が659km、EQS 450 4MATIC SUVが692km、マイバッハ EQS 680 SUVが640kmです。冬や高速ではカタログ値の6〜8割が目安と言われます。

まとめ

この記事の要点
  • EQSは大型セダンのEQSと大型SUVのEQS SUVがあり、どれも118kWhの電池を積む電気自動車
  • 価格はEQS 450+の1,550万円からマイバッハ EQS 680 SUVの2,790万円まで(2026年10月時点)
  • 補助金はどれも54.4万円(2026年度の報道値)
  • 航続距離はEQS 450+の759kmがベンツEQで一番長い
  • 定員はセダン5人、EQS SUV 7人、マイバッハ EQS SUV 5人
  • 全幅1,925mm以上なので、機械式駐車場には入らないことが多い
ベンツEQシリーズ買いたいドットコム

ベンツEQシリーズ買いたいドットコム 編集部

ベンツEQシリーズの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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