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ベンツの電気自動車で一番手が届きやすいのがEQAです。でも『800万円近く出して、電気自動車にして大丈夫?』と迷っている方も多いはずです。
結論から言うと、EQA 250+は「5人乗りで足りて、自宅か近所で充電できる人」には買いやすい1台です。2026年10月時点の価格は777万円で、補助金86万円(2026年度の報道値)を引くと691万円になります。
ここでは価格・航続距離・サイズ・充電を数字で見て、GLAとの違いや中古の注意点まで順番に見ていきます。
ベンツEQA 250+ってどんな車?
EQAは、メルセデス・ベンツの電気自動車ブランド「EQ」のコンパクトSUVです。日本では2021年4月26日に発売され、今のグレードは前輪駆動のEQA 250+の1つだけです。
見た目はエンジン車のGLAに近く、同じ土台(プラットフォーム)を使っています。ただ中身は電気だけで走る車で、エンジンもガソリンタンクもありません。
だからエンジンオイルの交換も不要です。燃費の代わりに、電費と航続距離で考えることになります。
「250+」の「+(プラス)」は、2024年4月の改良で電池が大きくなったモデルに付いた名前です。メルセデスの資料では「EQA 250 プラス」と読まれることもあります。
| 項目 | EQA 250+(2024年12月版) |
|---|---|
| 型式 | ZAA-243702C |
| 駆動 | 前輪駆動(FWD) |
| 定員 | 5人 |
| 電池容量 | 70.5kWh |
| 最高出力 | 140kW(190PS) |
| 航続距離(WLTC) | 591km |
| ハンドル | 右 |
数字はメルセデス・ベンツ日本の公式情報と大手自動車メディアの値です。
EQA 250+の価格と補助金込みの実質額
『補助金を引いたら、結局いくらになるの?』が一番気になりますよね。2026年10月時点の数字で見てみます。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| メーカー希望小売価格(消費税込) | 7,770,000円 |
| 国のCEV補助金(2026年度の報道値) | 860,000円 |
| 補助金を引いた額 | 6,910,000円 |
補助金は年度と登録時期で変わります。EQAは2027年1月以降68万円になる予定と報じられていて、その場合は18万円少なくなります。
自治体によっては、国の補助金に上乗せがある所もあります。住んでいる市区町村の制度も確かめておきましょう。
価格は少しずつ上がってきた
EQAの価格は、発売からこう動いてきました。
| 時期 | モデル | 価格(消費税込) |
|---|---|---|
| 2021年 | EQA 250 Edition 1 | 790万円 |
| 2024年4月 | EQA 250+ | 771万円 |
| 2024年12月 | EQA 250+ | 775万円 |
| 2025年12月 | EQA 250+ | 777万円 |
メルセデスは年に1〜2回価格を見直します。見積もりを取る時は、最新の価格を販売店で確かめてください。ほかのモデルとの価格差はベンツEQの新車価格一覧で並べています。

ここに付けるオプションや、登録の諸費用、自宅の充電設備の工事費が乗ってきます。総額の見方はベンツEQの乗り出し価格と見積もりの見方が参考になります。
航続距離591kmは実際どれくらい走る?
EQA 250+のWLTCモードの一充電走行距離は591kmです。これはベンツEQのコンパクト2台の中で一番長い数字なんです。
ただ、カタログ値は決められた条件での数字です。冬にエアコンを使う時や、高速道路を長く走る時は短くなります。
よく言われる目安は、カタログ値の6〜8割ほどです。EQAなら、ざっくり350〜470km前後と考えておくと計画が立てやすくなります。割合は気温や走り方で変わります。
例えばこんな使い方なら、充電の心配はかなり小さいです。
「平日は片道15kmの通勤、週末に買い物」なら、自宅で週1〜2回つなぐくらいで回ることが多いです。
「月に1回、300km先の実家へ帰る」なら、途中で一度急速充電を挟む計画にしておくと安心です。
充電はどれくらいかかる?
EQAの普通充電は最大6kW、急速充電はCHAdeMOで最大100kWに対応しています。
70.5kWhの電池を6kWで空から満タンにすると、単純計算で12時間前後です。実際は残量や気温で変わりますが、夜につないで朝に満タン、という使い方が中心になります。
充電方法の詳しい違いはベンツEQの充電方法と充電時間で見ています。
電気代はどれくらいかかる?
『ガソリン代の代わりに、電気代はいくらになるの?』と気になりますよね。目安は、カタログの数字から割り算でつかめます。
70.5kWhで591km走るので、1kmあたり約0.12kWhを使う計算です。これに、契約している電気の1kWhあたりの単価を掛けると、1kmの電気代の目安が出ます。
| 計算の手順 | EQA 250+の場合 |
|---|---|
| 電池容量 | 70.5kWh |
| 航続距離(WLTC) | 591km |
| 1kmあたりの電力量 | 約0.12kWh |
| 1kmあたりの電気代 | 約0.12kWh×電気の単価 |
例えば、電気の単価が仮に1kWhあたり30円なら、1kmあたり約3.6円になります。実際は冬や高速で電費が落ちるので、少し多めに見ておくと安心です。
外の急速充電は、自宅の充電より単価が高くなりやすいです。ふだんは自宅、遠出の時だけ急速充電という使い方が、電気代を抑えやすいんです。
ガソリン車との比べ方はベンツEQの電費と電気代で詳しく計算しています。
内装と装備はどう?
EQAの画面まわりは「MBUX」です。「ハイ、メルセデス」と話しかけると、エアコンやナビを声で操作できます。
運転支援は「インテリジェントドライブ」で、前の車との距離を保つディストロニックや、車線の中央を保つアクティブステアリングアシストなどが入っています。高速道路での長い移動が、ぐっと楽になりますよ!
装備の中身はオプションで変わることもあります。欲しい装備が付いているかは、見積もりで確かめておきましょう。
サイズと重さ、駐車場に入る?
『コンパクトSUVなら、うちの駐車場にも入るよね?』と思いがちです。ここは数字で確かめておきましょう。
| 項目 | EQA 250+ |
|---|---|
| 全長 | 4,465mm |
| 全幅 | 1,835mm |
| 全高 | 1,610mm |
| ホイールベース | 2,730mm |
| 最小回転半径 | 5.3m |
| 車両重量 | 1,980kg |
全幅1,835mmは、多くの機械式駐車場の幅の制限(1,850mm)には収まります。最小回転半径も5.3mで、街中で扱いやすいサイズです。
- 全幅の制限が1,850mm以上あるか
- 全高の制限が1,610mmより高いか(1,550mm制限だと入らない)
- 重量の制限が1,980kgを超えているか(電池のぶん重い)
- タイヤの幅の制限に掛からないか
実は、EQAで引っかかりやすいのは幅より重さと高さです。電池を積んでいるので、同じくらいの大きさのエンジン車より重くなります。
例えばこんな場面が考えられます。
「幅は1,850mmまでOK、でも重量は1,800kgまで」という駐車場だと、1,980kgのEQAは入りません。
平面の駐車場に移ると、月の駐車場代が上がることも。こうならないように、車を決める前に駐車場の管理会社に聞いておくのがおすすめです!ほかのモデルとのサイズ比較はベンツEQのサイズ一覧にまとめています。
GLAとの違いは?どっちを選ぶ?
EQAを検討すると、エンジン車のGLAも気になりますよね。2台は同じ土台を使う兄弟のような車です。
- 自宅や職場で充電できる
- 静かでなめらかな走りがほしい
- 自動車税を年25,000円に抑えたい
- 補助金を使って買いたい
- 充電できる場所がない
- 長距離をよく走り、給油の手軽さを取りたい
- 売る時の値落ちを小さくしたい
- 充電の待ち時間を気にしたくない
税金の面では、電気自動車のEQAは自動車税が年25,000円です。重量税もエコカー減税で新車時と初回車検時は免税になります(年度で条件が変わります)。
一方で、電気自動車は中古での値落ちが大きいと言われます。売る時まで含めて考えたい方はベンツEQとエンジン車の違いで総額を比べてみてください。
中古のEQA 250を選ぶ時の注意点
『中古なら安く買えるのでは?』と考える方もいるはずです。中古で探す時は、年式で中身が違うことを知っておきましょう。
2024年4月より前のEQA 250は、電池が今より小さく、航続距離も短めです。同じ「EQA」でも、250と250+では走れる距離が変わるんです。
国のCEV補助金は新車が対象です。中古車には付かないので、新車価格から補助金を引いた額と、中古の価格を並べて比べるのがおすすめです。
- 「250」か「250+」か(車検証の型式と年式で確かめる)
- 駆動用バッテリーの状態の記録があるか
- 駆動用バッテリーの保証がどこまで残っているか
- 充電ケーブルなどの付属品がそろっているか
駆動用バッテリーの保証は「8年または16万km」と案内されることが多いですが、条件は公式で確かめておきましょう。中古の選び方はベンツEQの中古車の選び方で詳しく見ています。
EQA 250+を買って満足しやすい人
ここまでの数字をまとめると、EQAが合うかどうかは充電と人数でほぼ決まります。
- 5人乗りで足りる
- 自宅に200Vの充電設備を付けられる、または近所で充電できる
- 1日の走行距離が長すぎない
- 機械式駐車場なら、高さと重さの制限をクリアしている

逆に、3列目が必要な方は7人乗りのEQBが候補になります。EQAとEQBの違いはベンツEQAとEQBの違いで比べています。
ほかのEQとの位置づけを先に知りたい方は、ベンツEQのラインナップと選び方から見てみてください。
EQAに決めたら、オプション込みの総額で販売店の見積もりを比べてみるのがおすすめです。同じ車でも、下取りや付属品の扱いで総額が変わることも。
ベンツEQシリーズ買いたいドットコム
ベンツEQシリーズの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、ベンツEQシリーズの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
値引きの考え方と、補助金を使って安く買う順番はベンツEQの値引き相場と限界額にまとめています。
よくある質問
ベンツEQA 250+の価格はいくらですか?
2026年10月時点のメーカー希望小売価格は7,770,000円(消費税込)です。国のCEV補助金86万円(2026年度の報道値)を引くと6,910,000円になります。
ベンツEQAの航続距離はどれくらいですか?
EQA 250+のWLTCモードの一充電走行距離は591kmです。冬や高速では短くなるので、カタログ値の6〜8割を目安に考えておくと安心です。
ベンツEQAの馬力はどれくらいですか?
最高出力は140kW(190PS)です。電気モーターは出だしから力が出るので、街中では数字以上に力強く感じやすいです。
EQAは機械式駐車場に入りますか?
全幅1,835mmなので幅は多くの機械式駐車場に収まります。ただ全高1,610mmと車両重量1,980kgで制限に掛かる場合があるので、駐車場の条件を確かめておきましょう。
ベンツEQAの電気代は高いですか?
電気代は契約している電気料金のプランと、自宅か急速充電かで大きく変わります。1kmあたりの目安は電費と電気代の記事で計算しています。
まとめ
- EQA 250+は2026年10月時点で777万円、補助金86万円(2026年度の報道値)を引くと691万円
- 航続距離はWLTCで591km、冬や高速はカタログ値の6〜8割が目安
- 全幅1,835mmで幅は機械式駐車場に収まりやすいが、高さ1,610mmと重さ1,980kgに注意
- GLAとは同じ土台で、税金と補助金はEQA、値落ちの小ささはGLAに分がある
- 中古は2024年4月より前の「250」と今の「250+」で電池が違う





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