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ベンツの電気自動車が気になって調べ始めたものの、EQA、EQB、EQE SUV、EQSと名前が並んでいて違いが分からない、という方も多いはずです。
結論から言うと、ベンツEQは「コンパクトのEQA・EQB」と「大型のEQE SUV・EQS系」の2つに分かれます。価格は777万円から2,790万円まで(2026年10月時点)で、まずはどちらのサイズ帯かを決めると迷いが減ります。
ここでは全モデルの価格・航続距離・サイズ・定員を1つの表にまとめ、使い方別の選び方まで見ていきます。
ベンツEQってどんな車?種類はいくつある?
「EQ」はメルセデス・ベンツの電気自動車(BEV)のブランド名です。2026年10月時点で日本で新車で買えるEQは、EQA・EQB・EQE SUV・EQS・EQS SUV・マイバッハ EQS SUVの6モデルです。
『EQAって何て読むの?』という声もよく聞きます。読み方は「イーキューエー」で、EQBなら「イーキュービー」です。
全車が電気だけで走る車で、エンジンもガソリンタンクもありません。ハンドルは全車右ハンドルです。
ちなみに「EQAクラス」と呼ばれることもありますが、公式の車名は「EQA」です。CクラスやEクラスのような「クラス」は付きません。
| モデル | ボディ | 定員 | 現状(2026年10月時点) |
|---|---|---|---|
| EQA | コンパクトSUV | 5人 | 新車販売中 |
| EQB | コンパクトSUV(3列) | 7人 | 新車販売中 |
| EQE SUV | ミドルSUV | 5人 | 新車販売中 |
| EQS | 大型セダン(5ドア) | 5人 | 新車販売中 |
| EQS SUV | 大型SUV(3列) | 7人 | 新車販売中 |
| マイバッハ EQS SUV | 大型SUV | 5人 | 新車販売中 |
| EQC | ミドルSUV | 5人 | 新車販売終了(中古のみ) |
| EQE(セダン) | ミドルセダン | 5人 | 2025年7月に販売終了(中古のみ) |
EQCとEQE(セダン)は新車ではもう買えません。中古で探す時の注意点はベンツEQの歴代モデルと型式でまとめています。
全モデルの価格と補助金込みの実質価格
ここがこの記事で一番見てほしい表です。メーカー希望小売価格(消費税込・2026年10月時点)と、国のCEV補助金を引いた金額を並べました。
| モデル/グレード | 新車価格 | CEV補助金 | 補助金を引いた額 |
|---|---|---|---|
| EQA 250+ | 7,770,000円 | 86万円 | 6,910,000円 |
| EQB 250+ | 8,150,000円 | 86万円 | 7,290,000円 |
| EQB 350 4MATIC | 8,990,000円 | 68万円 | 8,310,000円 |
| EQE 350 4MATIC SUV | 13,110,000円 | 54.4万円 | 12,566,000円 |
| AMG EQE 53 4MATIC+ SUV | 16,330,000円 | 54.4万円 | 15,786,000円 |
| EQS 450+ | 15,500,000円 | 54.4万円 | 14,956,000円 |
| AMG EQS 53 4MATIC+ | 24,190,000円 | 54.4万円 | 23,646,000円 |
| EQS 450 4MATIC SUV | 16,610,000円 | 54.4万円 | 16,066,000円 |
| マイバッハ EQS 680 SUV | 27,900,000円 | 54.4万円 | 27,356,000円 |
補助金は2026年度の報道値で、年度や登録時期で変わります。EQAは2027年1月以降68万円になる予定と報じられているので、買う時期で数十万円違うことも。

実は、EQAとEQBの差は補助金を引いても38万円のままです!一方でEQE SUVより上は補助金が54.4万円になるので、価格に対する補助金の割合はぐっと小さくなります。
メルセデスは年に1〜2回価格を改定します。最新の価格は公式サイトか販売店で確かめておきましょう。全モデルの価格の推移はベンツEQの新車価格一覧で詳しく見ています。
航続距離・パワー・サイズを横並びで比べる
『電気自動車って、結局どれくらい走るの?』と気になりますよね。WLTCモードの一充電走行距離と、サイズを並べてみます。
| モデル | 航続距離(WLTC) | 電池容量 | 最高出力 | 全長×全幅×全高(mm) |
|---|---|---|---|---|
| EQA 250+ | 591km | 70.5kWh | 140kW(190PS) | 4,465×1,835×1,610 |
| EQB 250+ | 557km | 70.5kWh | 140kW | 4,685×1,835×1,705 |
| EQB 350 4MATIC | 490km | 70.5kWh | 215kW | 4,685×1,835×1,705 |
| EQE 350 4MATIC SUV | 542km | 90kWh | 215kW | 4,870×2,030×1,670 |
| AMG EQE 53 SUV | 474km | 90kWh | 460kW | 4,880×2,030×1,670 |
| EQS 450+ | 759km | 118kWh | 265kW | 5,225×1,925×1,520 |
| AMG EQS 53 | 659km | 118kWh | 484kW | 5,225×1,925×1,520 |
| EQS 450 4MATIC SUV | 692km | 118kWh | 265kW | 5,130×2,035×1,725 |
| マイバッハ EQS 680 SUV | 640km | 118kWh | 484kW | 5,135×2,035×1,725 |
一番長く走れるのはEQS 450+の759kmです。空気の流れを考えたセダンの形と、118kWhの大きな電池が効いています。
EQAの馬力は140kW(190PS)です。数字だけ見ると控えめですが、電気モーターは出だしから力が出るので、街乗りで不足を感じる場面は少ないはずです。
冬や高速道路では、航続距離がカタログ値より短くなります。よく言われる目安はカタログ値の6〜8割ほどです。遠出が多い方は、この目安で計画しておくと安心です。
実際の走れる距離の目安はベンツEQの航続距離は実際何km?で詳しく見ています。
全幅は駐車場で効いてくる
見落としやすいのが全幅です。EQAとEQBは1,835mmですが、EQSは1,925mm、EQE SUVは2,030mm、EQS SUVは2,035mmあります。
多くの機械式駐車場は全幅1,850mmまでなので、EQE SUVやEQS系は入らないことが多いです。EQA・EQBも幅は収まっても、全高と2t前後の重さで断られる場合があります。
EQAとEQBはどっちを選ぶ?
コンパクトなベンツEQで迷うのが、EQAとEQBですよね。2台は同じ電池(70.5kWh)を積む兄弟のような車です。
- 5人乗りで足りる
- 少しでも長く走りたい(591km)
- 価格を抑えたい(777万円)
- 3列目を使う場面がある(7人乗り)
- 荷物を多く積む、背の高い室内がほしい
- 雪道用に四輪駆動(350 4MATIC)がほしい
例えばこんな場面で考えると分かりやすいです。
「普段は夫婦2人、たまに子ども1人が乗るくらい」なら、EQAで十分なことが多いです。
「月に1回、祖父母を乗せて6人で出かける」なら、EQBの3列目が生きてきます。
ただ、EQBの3列目は大人が長時間座るには狭めと言われます。買う前に試乗で座ってみてください。各モデルの詳しい中身はベンツEQA 250+は買いかとベンツEQBは買いかで見ています。
EQE SUV・EQS・EQS SUVはどう違う?
『1,000万円を超えるクラスは、何がどう違うの?』と思いますよね。ここは形と定員で分けると分かりやすいです。
| 比べる点 | EQE 350 4MATIC SUV | EQS 450+ | EQS 450 4MATIC SUV |
|---|---|---|---|
| ボディ | ミドルSUV | 大型セダン | 大型SUV |
| 定員 | 5人 | 5人 | 7人 |
| 新車価格 | 13,110,000円 | 15,500,000円 | 16,610,000円 |
| 航続距離(WLTC) | 542km | 759km | 692km |
| 駆動 | 四輪駆動 | 後輪駆動 | 四輪駆動 |
| 車両重量 | 2,580kg | 2,500kg | 2,920kg |
EQE SUVは、この中では一番手が届きやすい大型EVです。ただし全幅は2,030mmあり、EQSセダンより幅は広いんです。
EQSセダンは長距離の移動が多い方に向いています。EQS SUVは7人乗りなので、大人数で快適に移動したい家族向けです。
速さを求めるならAMG EQE 53 SUV(460kW)やAMG EQS 53(484kW)、後席の快適さを最優先するならマイバッハ EQS 680 SUVという選び方になります。AMGはパワーが大きいぶん、航続距離は短めです。
それぞれの詳しい違いはベンツEQE SUVの価格と実力とベンツEQSの価格とスペックで比べています。
使い方別のおすすめの選び方
ここまでの数字を、使い方に当てはめてみます。あくまで目安なので、最後は試乗と見積もりで決めてみてください。
- 機械式駐車場に止めるなら、まず全幅1,835mmのEQA・EQBから考える
- 5人で足りて価格を抑えたいなら、EQA 250+
- 7人乗りが必要で予算を抑えたいなら、EQB
- 雪道を走る機会が多いなら、四輪駆動のEQB 350 4MATIC以上
- 長距離の移動が多いなら、759km走るEQS 450+
- 7人乗りで上質さもほしいなら、EQS 450 4MATIC SUV

『エンジン車のGLAやGLBとも迷っている』という方もいるはずです。EQAはGLA、EQBはGLBと同じ土台の車です。
電気代や税金まで含めた総額で比べると、印象が変わることもあります。詳しくはベンツEQとエンジン車の違いで見ています。
見積もりで総額を比べる時のポイント
モデルの目星がついたら、次は見積もりです。車両価格だけで比べると、あとで総額が思ったより高くなることも。
- 候補を2モデルに絞り、同じ条件(オプション・納期)で見積もりを取る
- 自宅に充電設備を付けるなら、その工事費も別に聞いておく
- 補助金の対象と申請の流れを販売店に確かめる
- 今の車の下取り額と、買取での査定額を比べておく
輸入車は販売店ごとに条件が違うので、1社だけで決めずに比べるのがおすすめです!見積もりの読み方はベンツEQの乗り出し価格と見積もりの見方が参考になります。
候補のモデルが決まったら、複数の見積もりを並べて総額で比べてみてください。
ベンツEQシリーズ買いたいドットコム
ベンツEQシリーズの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、ベンツEQシリーズの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
値引きの考え方と、補助金を使って安く買う順番はベンツEQの値引き相場と限界額でまとめています。
よくある質問
ベンツEQで一番安いモデルはどれですか?
EQA 250+で、2026年10月時点のメーカー希望小売価格は7,770,000円です。CEV補助金86万円(2026年度の報道値)を引くと6,910,000円になります。
ベンツEQで7人乗りのモデルはありますか?
EQBとEQS SUVが7人乗りです。マイバッハ EQS SUVは同じ大型SUVですが5人乗りです。
ベンツEQで一番長く走れるのはどれですか?
EQS 450+で、WLTCモードの一充電走行距離は759kmです。冬や高速では短くなるので、カタログ値の6〜8割を目安に考えておくと安心です。
EQCやEQE(セダン)は新車で買えますか?
どちらも新車販売は終わっていて、中古で探すことになります。EQE(セダン)は2025年7月に販売を終えています。
ベンツEQAとは何ですか?
メルセデス・ベンツの電気自動車ブランド「EQ」のコンパクトSUVで、エンジン車のGLAと同じ土台を使っています。5人乗りで、WLTCモードの航続距離は591kmです。
まとめ
- ベンツEQはコンパクトのEQA・EQBと、大型のEQE SUV・EQS系に分かれる
- 価格は777万円(EQA)から2,790万円(マイバッハ EQS SUV)まで(2026年10月時点)
- 補助金はEQA・EQB 250+が86万円、EQB 350が68万円、EQE SUV・EQS系が54.4万円(2026年度の報道値)
- 7人乗りはEQBとEQS SUV、航続距離が一番長いのはEQS 450+の759km
- 機械式駐車場を使うなら、まず全幅1,835mmのEQA・EQBから考える





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