ベンツEQE SUVの価格と実力|350 4MATICとAMG EQE 53の違い

夕暮れの都市高速を走るミドルサイズの電気自動車のSUV

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1,000万円を超える電気自動車のSUVを考えていて、ベンツEQE SUVが候補に入った方も多いはずです。『350とAMG、300万円以上違うけど何が変わるの?』と気になりますよね。

結論から言うと、普段使いと長めの移動が中心ならEQE 350 4MATIC SUV、走りの速さを最優先するならAMG EQE 53 SUVです。2026年10月時点の価格は1,311万円と1,633万円で、どちらも補助金は54.4万円(2026年度の報道値)です。

ここでは2グレードの価格・航続距離・サイズを並べて、駐車場の注意点やEQS SUVとの違いまで見ていきます。

目次

ベンツEQE SUVってどんな車?

先に結論

EQE SUVは、メルセデス・ベンツの電気自動車ブランド「EQ」のミドルサイズSUVです。日本では2023年8月に発売され、5人乗り・四輪駆動の2グレードが売られています。

車格が近いエンジン車でいうと、GLEのあたりです。ただ中身は電気だけで走る車なので、エンジンオイルの交換はありません。

『EQEって、セダンもあったよね?』と思った方もいるはずです。セダンのEQEは2025年7月に販売を終えていて、今新車で買えるのはSUVのEQE SUVだけなんです。

項目EQE 350 4MATIC SUVAMG EQE 53 4MATIC+ SUV
型式コードX294X294
駆動四輪駆動四輪駆動
定員5人5人
電池容量90kWh90kWh
最高出力215kW460kW
航続距離(WLTC)542km474km
車両重量2,580kg2,660kg

電池は2グレードとも90kWhで同じです。違いは主にモーターの力と、それに合わせた足回りや見た目の仕立てになります。

2グレードの価格と補助金込みの実質額

まずはお金の話から見てみます。メーカー希望小売価格(消費税込・2026年10月時点)と、国のCEV補助金を引いた額です。

項目EQE 350 4MATIC SUVAMG EQE 53 4MATIC+ SUV
新車価格13,110,000円16,330,000円
CEV補助金(2026年度の報道値)544,000円544,000円
補助金を引いた額12,566,000円15,786,000円
2グレードの差基準3,220,000円高い
EQE 350 4MATIC SUVとAMG EQE 53 SUVの価格と補助金を引いた額の図解

補助金は2グレードとも同じなので、差の322万円はそのまま残ります。EQA・EQBの86万円と比べると、価格に対する補助金の割合は小さくなるんです。

メルセデスは年に1〜2回価格を見直します。見積もりを取る時は、最新の価格を販売店で確かめてみてください。全モデルの価格はベンツEQの新車価格一覧で並べています。

EQE 350とAMG EQE 53、どっちを選ぶ?

322万円の差で何が変わるのか、ここが一番気になるところですよね。数字で見ると、違いははっきりしています。

EQE 350 4MATIC SUVが合う人
  • 長めの移動でも充電の回数を減らしたい(542km)
  • 静かで落ち着いた乗り味を求めている
  • 予算を1,300万円台に収めたい
AMG EQE 53 SUVが合う人
  • 強い加速と速さを楽しみたい(460kW)
  • AMGらしい見た目と走りの仕立てがほしい
  • 航続474kmでも困らない使い方をしている

最高出力は215kWと460kWで、AMGは2倍以上あります。一方で、航続距離は68km短くなります。

例えばこんな使い方で考えると選びやすいです。

「家族で週末に100〜200kmのドライブ」なら、EQE 350 4MATIC SUVで力不足を感じる場面は少ないはずです。

「ワインディングを走るのが好きで、車は趣味でもある」なら、AMG EQE 53 SUVの価値を感じやすいです。

AMGは航続距離とタイヤ代も考える

パワーが大きいぶん、航続距離は短めです。冬や高速ではカタログ値の6〜8割が目安と言われるので、AMGなら280〜380km前後と考えておくと安心です。タイヤ代など消耗品の費用も、見積もりの段階で聞いておきましょう。

電気代と航続距離の目安を比べる

『AMGにすると、電気代はどれくらい増えるの?』と思いますよね。カタログの数字から、1kmあたりに使う電力量を割り算してみます。

項目EQE 350 4MATIC SUVAMG EQE 53 SUV
電池容量90kWh90kWh
航続距離(WLTC)542km474km
1kmあたりの電力量約0.166kWh約0.190kWh
冬・高速の航続の目安(6〜8割)約330〜430km約280〜380km

例えば、電気の単価が仮に1kWhあたり30円なら、1kmあたりEQE 350は約5.0円、AMGは約5.7円です。年1万kmで7,000円ほどの差になります。

つまり、2グレードの差は電気代より車両価格の322万円が大半なんです。電費の考え方はベンツEQの電費と電気代で詳しく計算しています。

サイズは全幅2,030mm、駐車場に入る?

『SUVだから大きいのは分かるけど、どれくらい?』と気になりますよね。EQE SUVで一番気をつけたいのは全幅です。

項目EQE 350 4MATIC SUVAMG EQE 53 SUV
全長4,870mm4,880mm
全幅2,030mm2,030mm
全高1,670mm1,670mm
車両重量2,580kg2,660kg

実は、全幅2,030mmは大型セダンのEQS(1,925mm)より広いんです。多くの機械式駐車場は全幅1,850mmまでなので、EQE SUVは入らないことが多いです。

契約前に確かめたいこと
  • 自宅や職場の駐車場の、幅・高さ・重さの制限
  • よく行く商業施設や病院の駐車場が、自走式か機械式か
  • 自宅の駐車スペースで、ドアを開けて乗り降りできるか
  • 自宅に200Vの充電設備を付けられるか

駐車場が自走式の平面なら、全幅2,030mmでも止められる場合が多いです。ただ、隣の車との間隔が狭いとドアの開け閉めに気をつかいます。ほかのモデルとのサイズ比較はベンツEQのサイズ一覧で見ています。

乗り心地・装備と維持費で知っておきたいこと

EQE SUVには、エアサスペンション(AIRMATIC)と、後輪も向きを変えるリア・アクスルステアリングの設定があります。大きな車でも乗り心地や小回りを助けてくれる、うれしい装備です!

ただ、グレードごとに標準かオプションかが分かれる場合があります。欲しい装備は、見積もりで付いているかを確かめておきましょう。

運転支援とMBUX

運転支援は「インテリジェントドライブ」で、前の車との距離を保つディストロニックや、車線の中央を保つアクティブステアリングアシストなどがあります。画面まわりは「MBUX」で、「ハイ、メルセデス」と話しかけて操作できます。

安全装備の中身はベンツEQの安全装備と運転支援で詳しく見ています。

税金と維持費はどう変わる?

『1,300万円の車だと、税金も高いのでは?』と心配になる方も多いはずです。実は、自動車税は電気自動車の区分で年25,000円です。

重量税もエコカー減税で新車時と初回車検時は免税になります(期限と条件は年度で変わります)。エンジン車のGLEと比べると、税金はかなり軽くなるんです。

維持費で見ておきたいところ
  • 自宅の電気料金プランと、充電にかかる電気代
  • 大きなタイヤの交換費用(AMGは特に)
  • 車両価格に合わせて高くなりやすい任意保険料
  • 点検と車検の費用

年間の内訳はベンツEQの維持費は年間いくら?でまとめています。

売る時のことも考えておこう

電気自動車は、エンジン車より値落ちが大きいと言われます。1,000万円を超える車だと、その金額も大きくなりがちです。

『数年で乗り換えるつもりだけど、どれくらい下がるの?』と気になる方は、買う前に売る時の目安も見ておくのがおすすめです。下がり方は年式や走行距離、時期で変わります。

例えばこんな考え方もあります。

「3年で乗り換える予定なら、残価設定のプランやリースも比べる」

「長く乗るつもりなら、駆動用バッテリーの保証の中身を先に確かめる」

売る時の相場の考え方はベンツEQのリセールと買取相場、プランの比べ方はベンツEQの残クレ・リースは得かで見ています。

EQS SUVやエンジン車との違い

EQE SUVを見ていると、ひと回り大きなEQS SUVも気になってきますよね。2台を並べるとこうなります。

比べる点EQE 350 4MATIC SUVEQS 450 4MATIC SUV
新車価格13,110,000円16,610,000円
定員5人7人
航続距離(WLTC)542km692km
電池容量90kWh118kWh
全長×全幅4,870×2,030mm5,130×2,035mm
車両重量2,580kg2,920kg
EQE 350 4MATIC SUVとEQS 450 4MATIC SUVの価格・定員・航続距離の違いの図解

差は350万円です。5人乗りで足りるならEQE SUV、7人乗りや長い航続距離が必要ならEQS SUVという分け方になります。EQS系の違いはベンツEQSの価格とスペックで比べています。

エンジン車のGLEとも迷う方は、税金や電気代を含めた総額で比べてみてください。詳しくはベンツEQとエンジン車の違いで見ています。

EQE SUVの見積もりで差がつくところ

1,000万円を超える車は、オプションや下取りの扱いで総額が大きく動きます。同じグレードでも、見積もりを並べると驚くほど違うことも!

見積もりの進め方
  1. EQE 350とAMG EQE 53の両方で、同じ条件の見積もりを取る
  2. エアサスペンションなど欲しい装備が含まれているかを確かめる
  3. 補助金の対象と申請の流れを販売店に聞く
  4. 自宅の充電設備の工事費を別に見積もってもらう
  5. 今の車の下取り額と、買取の査定額を比べる

候補が決まったら、複数の見積もりを並べて総額で比べてみるのがおすすめです。

ベンツEQシリーズ買いたいドットコム

ベンツEQシリーズの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ベンツEQシリーズの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

ほかのEQとの位置づけはベンツEQのラインナップと選び方、安く買う順番はベンツEQの値引き相場と限界額にまとめています。

よくある質問

ベンツEQE SUVの価格はいくらですか?

2026年10月時点のメーカー希望小売価格(消費税込)で、EQE 350 4MATIC SUVが13,110,000円、AMG EQE 53 4MATIC+ SUVが16,330,000円です。補助金54.4万円(2026年度の報道値)を引くと、12,566,000円と15,786,000円になります。

EQE SUVの航続距離はどれくらいですか?

WLTCモードの一充電走行距離は、EQE 350 4MATIC SUVが542km、AMG EQE 53 SUVが474kmです。冬や高速ではカタログ値の6〜8割が目安と言われます。

EQE SUVは何人乗りですか?

5人乗りです。7人乗りが必要なら、EQS SUVかコンパクトなEQBが候補になります。

EQE SUVは機械式駐車場に入りますか?

全幅が2,030mmあるので、全幅1,850mmまでの機械式駐車場には入らないことが多いです。契約前に駐車場の幅・高さ・重さの制限を確かめておきましょう。

セダンのEQEは新車で買えますか?

セダンのEQEは2025年7月に販売を終えていて、今は中古で探すことになります。新車で買えるのはEQE SUVです。

まとめ

この記事の要点
  • EQE SUVは5人乗り・四輪駆動のミドルサイズSUVで、2023年8月に日本で発売
  • EQE 350 4MATIC SUVは1,311万円、AMG EQE 53 SUVは1,633万円(2026年10月時点)で、補助金はどちらも54.4万円
  • 航続距離は542kmと474km、最高出力は215kWと460kW
  • 全幅2,030mmはEQSより広く、機械式駐車場には入らないことが多い
  • 7人乗りや長い航続距離がほしいならEQS SUVも比べる
ベンツEQシリーズ買いたいドットコム

ベンツEQシリーズ買いたいドットコム 編集部

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