ベンツEQBは買いか|7人乗りEVの3列目と250+/350の選び方

3列シートを起こしてリアゲートを開けたコンパクトな電気自動車のSUV

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7人乗れる電気自動車を探していて、ベンツEQBにたどり着いた方も多いはずです。『3列目って本当に使えるの?』『250+と350、どっちがいい?』と迷いますよね。

結論から言うと、EQBは「普段は5人まで、ときどき6〜7人」という家族に合う車です。グレードは、雪道をよく走るなら350 4MATIC、そうでなければ補助金が多く走れる距離も長い250+が選びやすいです。

ここでは2グレードの価格と補助金、3列目の使い方、EQAとの違いを数字で見ていきます。

目次

ベンツEQBってどんな車?

先に結論

EQBは、メルセデス・ベンツの電気自動車ブランド「EQ」のコンパクトSUVで、3列シートの7人乗りです。日本では2022年7月14日に発売され、今は2024年12月の改良版が売られています。

エンジン車のGLBと同じ土台を使っていて、箱型に近い背の高いボディが特徴です。ベンツEQの中で7人乗れるのは、EQBと大型のEQS SUVの2モデルだけなんです。

全車が電気だけで走るので、エンジンオイルの交換はありません。ハンドルは右です。

項目EQB 250+EQB 350 4MATIC
駆動前輪駆動四輪駆動
定員7人7人
電池容量70.5kWh70.5kWh
最高出力140kW215kW
航続距離(WLTC)557km490km
車両重量2,100kg2,170kg

電池の容量は2グレードとも同じです。違うのは出力と駆動方式で、350 4MATICは四輪駆動になります。

EQB 250+と350 4MATICの価格と補助金

『結局、2グレードでいくら違うの?』が一番気になるところですよね。2026年10月時点で確認できる価格と、国のCEV補助金(2026年度の報道値)を並べました。

項目EQB 250+EQB 350 4MATIC
新車価格(消費税込)8,150,000円8,990,000円
CEV補助金860,000円680,000円
補助金を引いた額7,290,000円8,310,000円
250+との差基準1,020,000円高い
EQB 250+とEQB 350 4MATICの価格と補助金を引いた実質額の図解

実は、車両価格の差は84万円ですが、補助金の差(18万円)が加わって、実質の差は102万円に広がります。ここは見落としやすいところです。

EQBの価格は2024年12月に発表された815万円と899万円が、確認できている最新の値です。メルセデスは年に1〜2回価格を見直すので、最新の価格は販売店で確かめておきましょう。

ほかのEQとの価格差はベンツEQの新車価格一覧で並べています。

250+と350 4MATIC、どっちを選ぶ?

ここが一番迷うところだと思います。数字で比べると、それぞれの向き不向きがはっきりします。

EQB 250+が合う人
  • 雪道や凍った坂を走る機会が少ない
  • 走れる距離を長くしたい(557km)
  • 補助金を多く受けたい(86万円)
EQB 350 4MATICが合う人
  • 雪の多い地域に住んでいる、スキーによく行く
  • 7人乗せた時も力強く加速したい(215kW)
  • 走れる距離が490kmでも困らない

例えばこんな使い方で考えてみてください。

「都市部に住んでいて、遠出は年に数回」なら、250+で困る場面は少ないはずです。

「冬は毎週のように雪山へ行く」なら、四輪駆動の350 4MATICの安心感は大きいです。

航続距離は67km違う

350 4MATICは出力が大きく四輪駆動のぶん、WLTCの航続距離が250+より67km短くなります。冬や高速ではさらに短くなるので、長距離が多い方は充電の計画も考えて選んでみてください。

航続距離の実際の目安はベンツEQの航続距離は実際何km?で詳しく見ています。

電気代の差はどれくらい?

『350 4MATICにすると、電気代も上がるの?』と気になる方もいるはずです。カタログの数字から、1kmあたりに使う電力量を割り算してみます。

項目EQB 250+EQB 350 4MATIC
電池容量70.5kWh70.5kWh
航続距離(WLTC)557km490km
1kmあたりの電力量約0.127kWh約0.144kWh
冬・高速の航続の目安(6〜8割)約330〜450km約290〜390km

1kmあたりの電気代は、この電力量に電気の単価を掛けた額です。例えば、電気の単価が仮に1kWhあたり30円なら、250+は約3.8円、350 4MATICは約4.3円になります。

年に1万km走るなら、この仮の単価で5,000円ほどの差です。電気代より、本体価格と補助金の差のほうがずっと大きいんです。

電費の考え方はベンツEQの電費と電気代で詳しく計算しています。

雪道は250+でも走れる?

『前輪駆動だと、雪道はやっぱり不安?』という声もよく聞きます。

250+でも、スタッドレスタイヤを付ければ雪の日に走ることはできます。ただ、急な坂や深い雪の道を走る機会が多いなら、四輪駆動の安心感は大きいです。

例えばこんな住まい方で考えてみてください。

「雪が降るのは年に数日、道もほとんど平ら」なら、250+にスタッドレスで足りることが多いです。

「冬の間ずっと雪が積もる地域で、家の前に坂がある」なら、350 4MATICを選ぶ方が多いはずです。タイヤとスタッドレスの選び方はベンツEQのタイヤ・ホイールサイズで見ています。

7人乗りの3列目は実際に使える?

『7人乗りって書いてあるけど、大人が座れるの?』という声はよく聞きます。

EQBの3列目は、子どもや小柄な方が短い距離を移動するのに向いた広さと言われます。大人が長い時間座るには、狭さを感じやすいんです。

3列目を使う前に試乗で確かめたいこと
  • 3列目に実際に座って、ひざと頭まわりの余裕を見る
  • 2列目の前後スライドで、3列目の足元がどれくらい広がるか
  • 3列目への乗り降りのしやすさ
  • 3列目を使った時に、荷物をどれくらい積めるか
  • チャイルドシートを付けたい席に、取り付けられるか

例えばこんな使い方なら、EQBの3列目がちょうどよく働きます。

「子どもの友だちを乗せて、習いごとの送り迎え」なら、近い距離なので3列目でも十分です。

「大人6人で片道2時間の旅行」だと、3列目の人は疲れやすくなります。大人数での遠出が多いなら、大型のEQS SUVも候補に入ります。

3列目が役に立つ場面
  • 子どもの送り迎えで、友だちも一緒に乗せる
  • 帰省した時に、祖父母も一緒に近所へ出かける
  • ふだんは畳んでおいて、荷室を広く使う
3列目では物足りない場面
  • 大人6〜7人で長い時間移動する
  • 7人乗せて、荷物もたくさん積みたい
  • 3列目に毎日人が乗る

ふだんは3列目を畳んで5人乗りとして使い、いざという時だけ起こす。そんな使い方ができるのがEQBのいいところです!

3列目を使うと、荷室はかなり小さくなります。荷室の使い方はベンツEQの荷室の広さを参考にしてみてください。

EQAとの違いは?EQBを選ぶ理由

EQBを検討すると、5人乗りのEQAとも比べたくなりますよね。2台は同じ70.5kWhの電池を積んでいます。

比べる点EQA 250+EQB 250+
新車価格7,770,000円8,150,000円
補助金を引いた額6,910,000円7,290,000円
定員5人7人
全長×全幅×全高(mm)4,465×1,835×1,6104,685×1,835×1,705
車両重量1,980kg2,100kg
航続距離(WLTC)591km557km

価格の差は38万円です。EQBは全長が220mm長く、全高が95mm高いぶん、室内に余裕があります。

EQAとEQB 250+の価格・サイズ・航続距離の違いの図解

5人で足りるならEQAのほうが安く、走れる距離も長くなります。2台の違いをもっと細かく見たい方はベンツEQAとEQBの違いで比べています。

駐車場と維持費で気をつけること

EQBの全幅は1,835mmです。多くの機械式駐車場は幅1,850mmまでなので、幅だけなら収まる場合が多いです。

ただ、全高1,705mmと車両重量2,100kg以上で、高さや重さの制限に掛かる駐車場は少なくありません。契約前に駐車場の条件を確かめておきましょう。

税金は電気自動車の区分

自動車税は電気自動車の区分で年25,000円です。重量税もエコカー減税で新車時と初回車検時は免税になります(期限と条件は年度で変わります)。

自宅で充電するなら、200Vのコンセントや充電器の工事も必要になります。普通充電は最大6kW、急速充電はCHAdeMOで最大100kWに対応しています。

『マンションで充電できないけど、EQBに乗れる?』という方もいるはずです。近所の急速充電や、職場の充電設備を使う方法もあります。

ただ、外の充電だけに頼ると、充電のために出かける手間が増えます。7人乗りで家族の予定が多い車だからこそ、充電の場所は買う前に決めておくと安心です!

年間の維持費の内訳はベンツEQの維持費は年間いくら?でまとめています。

EQBの見積もりを取る時のポイント

グレードが決まったら、次は見積もりです。ここで差がつきやすいのは、オプションと下取り、充電設備の扱いです。

見積もりの進め方
  1. 250+と350 4MATICの両方で見積もりを取り、実質の差を確かめる
  2. 補助金の対象になるか、申請の流れを販売店に聞く
  3. 自宅の充電設備の工事費を、別に見積もってもらう
  4. 今の車の下取り額と、買取の査定額を比べておく

輸入車は販売店ごとに条件が違うので、1社だけで決めずに比べてみるのがおすすめです。見積もりを並べると、同じEQBでも総額が変わることも。

ベンツEQシリーズ買いたいドットコム

ベンツEQシリーズの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ベンツEQシリーズの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

ほかのEQとの位置づけを知りたい方はベンツEQのラインナップと選び方、安く買う順番はベンツEQの値引き相場と限界額が参考になります。

よくある質問

ベンツEQBの新車価格はいくらですか?

2024年12月に発表された価格で、EQB 250+が8,150,000円、EQB 350 4MATICが8,990,000円(消費税込)です。これが2026年10月時点で確認できる最新の値なので、見積もり時に販売店で確かめておきましょう。

EQB 250+と350 4MATICの違いは何ですか?

250+は前輪駆動で航続距離557km、350 4MATICは四輪駆動で最高出力215kW、航続距離490kmです。電池の容量はどちらも70.5kWhです。

EQBの3列目は大人でも座れますか?

座ることはできますが、大人が長い時間座るには狭さを感じやすいと言われます。子どもの送り迎えなど短い距離向けと考え、試乗で実際に座ってみるのがおすすめです。

EQBの補助金はいくらですか?

2026年度の報道値で、EQB 250+が86万円、EQB 350 4MATICが68万円です。年度や登録時期で変わるので、買う時期に販売店で確かめてください。

まとめ

この記事の要点
  • EQBは3列シートの7人乗りで、ベンツEQで7人乗れるのはEQBとEQS SUVだけ
  • EQB 250+は815万円、350 4MATICは899万円で、補助金を引くと実質差は102万円
  • 250+は航続557kmで補助金86万円、350 4MATICは四輪駆動で航続490km・補助金68万円
  • 3列目は短い距離向け、大人の長距離移動が多いなら試乗で確かめる
  • 全幅1,835mmでも、全高1,705mmと重さで機械式駐車場に入らないことがある
ベンツEQシリーズ買いたいドットコム

ベンツEQシリーズ買いたいドットコム 編集部

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